「打っていった結果なので……」

　ヤクルトは15日、神宮球場でDeNAと対戦。1－3で敗れ、前カードから2連敗となった。

　先発のエルビン・ロドリゲスは初回、牧秀悟に犠飛を許して先制されると、5回はネフタリ・ソトに13号ソロを浴びてしまう。

　6回まで投げて被安打5・失点2と試合は作ったが、「全体的には良かったんですが、ホームランだけがもったいなかったし悔しい気持ちです」と振り返った。


　反撃したい打線もDeNA先発・平良拳太郎の前に1得点と沈黙。2回は無死一・三塁の好機をつくりながら、8番の長岡秀樹が遊ゴロ併殺に倒れ、その間に三塁走者が本塁に生還したのが唯一の得点シーンとなった。

　髙津臣吾監督も「打っていった結果なので併殺はしょうがないと思うんですけど、前回同様、全部の球種カウント取られて、全部の球種打ち取られるという。まったく絞りきれなかったですね」とコメント。

　前夜の敗戦でBクラスが確定、迎えたこの日は試合開始前から雨が降る悪天候。そんな中でも声援を送ったスワローズファンのためにも、残り試合を全力で戦うのみだ。


取材・文＝別府勉（べっぷ・つとむ）