「またこういうところではピシャッと抑える」
巨人がヤクルト相手にサヨナラ勝ち。3位DeNAとのゲーム差「2.5」を死守し、熾烈なCS争いへ意地を見せた。
巨人先発のヨアンダー・メンデスはドミンゴ・サンタナのソロ1本、ヤクルト先発の小澤怜史も丸佳浩と岡本和真にソロ2本と、ともに6回までホームランのみの失点で進んだゲームは9回、久々登板の大勢が中村悠平に同点犠牲フライを許し土壇場で振り出しに。しかしその裏、4番手の清水昇が門脇誠にサヨナラのセンター前を許し、3時間27分の熱戦は幕を閉じた。
17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、右上肢のコンディション不良から6月23日の広島戦以来となる1軍マウンドで、9回のセーブシチュエーションでマウンドへ登った大勢に言及。
MCを務めた岩本勉氏は「リードこそ守れなかったけれども、勝ち星は付きました」と約3カ月ぶりの復帰戦を振り返るも、解説として出演した平松政次氏は「本当は点を取られちゃいけない」と第一声は辛口コメント。
しかし「投球を見ていると腕の振り、スピードは戻ってきましたね。あとは細かい投球術もあると思いますけれども、まぁこれからまたこういうところではピシャッと抑えるのではないでしょうか。これだけ速いボールが投げられるのですから、もう戻ったと見たほうがいいと思いますね」と体調は万全と推測していた。
終盤戦の大事な時期に帰っていた守護神は、期待通りの活躍を見せることかできるのか、これからのピッチングに注目が集まる。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』