チームメイトと歓喜のシャンパンファイトを行う藤浪晋太郎

○ オリオールズ 5x - 4 レイズ ●
<現地時間9月17日 オリオール・パーク>

 オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)が17日(日本時間18日)、本拠地でのレイズ戦に救援登板。後続投手の力を借りながらも2/3回を1安打無失点に抑え、これで9月は7試合連続無失点とした。オリオールズはサヨナラ勝ちで首位攻防戦に2連勝。7年ぶりのポストシーズン(PS)進出を決めた。

 藤浪は2-3と1点ビハインドで迎えた9回に5番手として登板。先頭の3番・アロザレーナをカウント2-2と追い込み、最後は96.8マイル(約156キロ)の直球で空振り三振に仕留めた。続くロウに対してはカウント2-1とボール球が先行。4球目の99.2マイル(約160キロ)を左中間へ運ばれ一死二塁のピンチを招いた。続く5番・パレデスは早めに追い込んだが、ここから際どい変化球を見極められ四球。最後のボールで二塁走者に三盗を決められ、一死一、三塁とピンチは拡大した。

 それでも、6番・アランダをスプリットで一ゴロに仕留めると、本塁に突っ込んだ三塁走者と一塁手の送球を受けた捕手が間一髪のクロスプレー。主審は一旦セーフのジャッジを下したが、オリオールズ側のチャレンジが実りアウト判定に覆った。

 藤浪はここで降板。なおも二死一、二塁のピンチを5番手・カノが凌ぎ、藤浪の登板結果は2/3回で計20球、1安打無失点、1奪三振1四球となった。この日は1イニングを投げ切ることができなかったが、これで9月に入り7試合連続の無失点。今季通算防御率は6.90だが、オリオールズ移籍後の防御率は3.76となった。

 オリオールズは1点を追う9回裏に追いつくと、延長11回裏に劇的なサヨナラ勝ち。7年ぶりのポストシーズン進出を決め、地区優勝へのマジックは「10」となった。

 試合後にはシャンパンファイトが行われ、藤浪はチームメイトとともに歓喜。この先、勝利の美酒を何度味わうことができるのか注目だ。

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ベースボールキング編集部

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