初の2ケタ勝利王手から4試合足踏み…

　オリックスの山﨑福也投手（31）が20日、本拠地・京セラドーム大阪でのロッテ戦に先発登板。5回途中8安打2失点で降板し、自身初のシーズン10勝到達はまたしてもお預けとなった。

　2回までは走者を背負いながらも無失点。3回は先頭からの連打で無死一、三塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を先制された。4回はこの試合初めて3者凡退で終えたものの、5回は二死から2番・岡に左翼線二塁打を許したあと、続くブロッソーに2失点目となる左前適時打を浴びた。

　続く4番・山口に四球を与えたところで降板。二死一、二塁でリリーフした小木田が続く中村奨を三ゴロに退け、山﨑福の登板結果は4回2/3で計69球、8安打2失点、2奪三振1四球となった。

　優勝マジックを「2」として迎えた2位・ロッテとの直接対決。勝てばリーグ3連覇達成となる一戦だが、山﨑福は勝利投手の権利をつかめず、これで2ケタ勝利に王手をかけてから4登板連続未勝利となった。