10連戦中の4位・楽天は3勝2敗で折り返し
優勝マジックを「2」としていた首位のオリックスが、2位・ロッテとの直接対決を6-2で制し3年連続15回目のパ・リーグ制覇を達成。今季は2位に14.5ゲーム差をつける独走優勝だった。
オリックスはロッテ相手に6回まで0-2と劣勢。それでも2点を追う7回、二死から5本の適時打が飛び出し6-2と試合をひっくり返した。逆転勝ちで4連勝とし、貯金は今季最多を更新する32。本拠地・京セラドーム大阪で中嶋監督は5度宙に舞った。
対するロッテは6回まで2点リードを奪うも、7回を託された3番手の横山が一挙5失点。2連敗でオリックスに胴上げを許し、今季最大13あった貯金は3となった。
仙台では4位・楽天と3位・ソフトバンクの直接対決が行われ、5回に3点を勝ち越した楽天がソフトバンクに6-1で快勝。これで2連敗のソフトバンクは借金1、2連勝の楽天は借金2となり、両チームのゲーム差は0.5に縮まった。
この結果、2位・ロッテと4位・楽天のゲーム差も2.5と大接近。ロッテは残り15試合、ソフトバンクは12試合、楽天は14試合となっており、パ・リーグのクライマックスシリーズ争いは佳境を迎える。