ニュース 2023.09.23. 14:25

早大が明大に先勝で開幕3連勝 5番・吉納翼が値千金の勝ち越し二塁打「感触は完璧でした」

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早大・伊藤樹投手(左)、吉納翼外野手[写真=灰原万由]
【東京六大学野球・秋季リーグ戦】
○ 早大 5 - 3 明大 ●
(23日・神宮)

 早大がリーグ4連覇を狙う明大に先勝。5番・吉納翼外野手(3年・東邦)が値千金の勝ち越し二塁打を放ち、試合を決めた。

 吉納が鋭くバットを振り抜くと、打球は左翼手の頭上を越えた。3−3の8回二死二塁で迎えた第4打席。「いい場面で回ってきて、ここはもうしっかり自信を持ってやってやろうと思って打席に入った」。明大の4番手・千葉の3球目、外角146キロ直球を逆方向へはじき返した。再びリードを奪い返す、決勝のタイムリー二塁打。二塁ベースに到達し、小さくガッツポーズした背番号24は「まだまだパワーは足りないんですけど、感触は完璧でした」と胸を張った。

 リーグ4位で終えた今春は明大に2連敗を喫し、目の前でリーグ優勝を決められた。悔しさをバネに「明治を攻略することを目標にこの夏のキャンプからやってきた」とリベンジに燃えていた。この日はシーソーゲームを制し、まず1勝。小宮山悟監督は「とにかく明治に勝たないと優勝はないとずっと言い続けていた。最終的に良い点の取り方ができた」とナインをねぎらい、勝ち点獲得がかかる2回戦を見据えた。
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