【東京六大学野球・秋季リーグ戦】
○ 慶大 8 - 2 法大 ●
(23日・神宮)
慶大は13安打8得点の猛攻で法大に先勝。ドラフト候補・廣瀬隆太主将(4年・慶應)が今季第1号となる左越え2ランを放つなど、2安打2打点の活躍で存在感を発揮した。
トドメとしては十分すぎる会心の一撃だった。3点リードの2回一死一塁。相手先発・篠木の失投を、世代屈指のスラッガーが見逃すはずがなかった。真っすぐを張っていたが、高めに抜けた139キロの変化球を迷いなく振り抜いた。「芯に当たったので、打った感触も良かった」。打球は美しい放物線を描き、左翼スタンド中段へと突き刺さった。
今季初アーチは、勝利を手繰り寄せるダメ押し2ラン。歴代5位タイとなるリーグ通算19号をマークし、元巨人・高橋由伸氏(慶大)が持つリーグ通算最多23本塁打まであと4本と迫ったが、「打席の中で全力を尽くすだけ。明日もこの流れを生かして頑張りたい」と背番号10。頼れる主将はここからさらにギアを上げ、チームを頂点へと導く。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)
○ 慶大 8 - 2 法大 ●
(23日・神宮)
慶大は13安打8得点の猛攻で法大に先勝。ドラフト候補・廣瀬隆太主将(4年・慶應)が今季第1号となる左越え2ランを放つなど、2安打2打点の活躍で存在感を発揮した。
トドメとしては十分すぎる会心の一撃だった。3点リードの2回一死一塁。相手先発・篠木の失投を、世代屈指のスラッガーが見逃すはずがなかった。真っすぐを張っていたが、高めに抜けた139キロの変化球を迷いなく振り抜いた。「芯に当たったので、打った感触も良かった」。打球は美しい放物線を描き、左翼スタンド中段へと突き刺さった。
今季初アーチは、勝利を手繰り寄せるダメ押し2ラン。歴代5位タイとなるリーグ通算19号をマークし、元巨人・高橋由伸氏(慶大)が持つリーグ通算最多23本塁打まであと4本と迫ったが、「打席の中で全力を尽くすだけ。明日もこの流れを生かして頑張りたい」と背番号10。頼れる主将はここからさらにギアを上げ、チームを頂点へと導く。
取材・文=灰原万由(はいばら・まゆ)