トミー・ジョン手術を乗り越えて
中日は25日、本拠地での阪神戦に2-1で勝利。先発の梅津晃大が8回1失点の好投を見せ、約3年ぶりとなる白星を掴んだ。
この日は2回に佐藤輝明に一発を浴びて先に点を与えたものの、150キロを超える威力抜群の直球を武器に猛虎打線を力で押し込んで行く。
最終的には今季最長となる8回を107球で投げきり、被安打5・与四球2の5奪三振で1失点。同じ東洋大出身の村上頌樹との投げ合いを制し、1177日ぶりとなる一軍での勝利を掴んだ。
25日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した斎藤雅樹氏も「トミー・ジョン手術はリハビリが大変ですからね。1年以上はかかりますので、そういったことにじっと耐えて掴んだ今日の勝ちは嬉しいでしょう」と祝福のコメント。
続けて、「この体格を見ても、大谷翔平選手と同じような感じで。出てきた時から期待はしていましたけど、ケガは仕方がないですから。来年以降に向けて、中日にとって良い選手が出てきたなと思いますね」と付け加え、パワーアップして帰ってきたことを強調しながら、来季の完全復活に期待を寄せた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』