DeNAはCS進出に王手!
DeNAが巨人に1-0と連夜のシャットアウト勝ちを決め、CS進出に大きく前進した。
この日は先発の東克樹の快投が光った。東は立ち上がりの2回に一死満塁、3回に一死一・二塁のピンチを迎えるも、ともに後続を断ち切り無失点で切り抜けると、4回からは巨人打線を寄せ付けず、1安打のみで8回まで投げ切る快投を披露。最終回はJB・ウェンデルケンの助けを仰いだが、83年の遠藤一彦氏に並ぶ球団タイの12連勝、勝率も8割8分9厘となり、66年の堀内恒夫氏のセ・リーグ歴代最高勝率にも肩を並べた。
記録ラッシュの東に対し、26日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説を務めた大矢明彦氏は「今日は立ち上がりはそんなにいい気がしなかったんですけど」としながらも「要所要所を自分の持ち球でうまく揺さぶりながら、緩急を使って相手打者を封じ込めていきましたよね。この辺が16勝に繋がっているのでしょうけれども、とにかく安定感がありましたよね」と尻上がりの好投を称えた。
また決勝の一打を放った大田泰示には「とにかく超積極的に打っていくバッターなんで、それが功を奏しましたね。一球見ていこうとか言う気はサラサラなかったと思います。貴重な1点に繋がった、大田の気持ちが勝ったタイムリーでしたね」と気迫一打にも称賛した。
この勝利でCS進出に王手をかけたDeNA。本拠地CS開催に向け、この先も目先の勝利にこだわっていく。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』