2023.09.27 18:00 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 2 | 終了 | 1 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
ベルーナドーム |
「30HPを挙げていますから…」
楽天は27日、西武との試合(ベルーナドーム)に2-1で敗戦。8回に登板したルーキーの渡辺翔太が逆転を許し、3敗目を喫した。
先発の則本昂大は4回まで1安打無失点と好投。1点リードの5回は失策絡みで同点に追いつかれたが、エースは負けられない試合で7回4安打1失点(自責点0)の力投見せ、リリーフ陣に後を託した。
8回を任されたルーキーの渡辺だったが、1番・岸潤一郎の左前打をきっかけに二死二塁のピンチを背負うと、3番・佐藤龍世に適時三塁打を浴び失点。これが決勝点となり、逆転を許した渡辺は3敗目(8勝1セーブ)を喫した。
決勝打を浴びた渡辺翔太について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の平松政次氏は「素晴らしい成績を残しているルーキーですけど、この試合は運がなかったですよね。決勝打を打たれた場面は、外野が前進守備だったので定位置に守っていたら捕っていたかなと思います。とにかく渡辺は思い切り投球しますし、活きの良いピッチャーなので来年以降もさらに成長していくと思いますよ」と投球を振り返りつつ、今後の成長に期待を込めた。
また同番組に出演した解説者の真中満氏は「今季のパ・リーグはオリックスの山下舜平大が新人王だと思っていたんですけど」と切り出すと、「渡辺も30HPを挙げていますから、新人王獲得の可能性もまだ若干残っているのかなと私は考えてますよ」と渡辺の今季の活躍に新人王獲得の可能性もあるとの示唆をした。
連勝がストップし、0.5差だったロッテが日本ハムに勝利したため再び4位へ後退した楽天。2位から4位まで1ゲーム差と大混戦のパ・リーグCS圏争いを勝ち抜くことができるのか。
残り8試合負けられない戦いが続いていく。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』