CSの起用法にも影響?
阪神は29日、敵地でのDeNA戦に3-5で敗戦。このカード5連敗で今季の対戦を終えた。
誤算だったのが先発の青柳晃洋だ。対DeNAは5勝1敗という好相性を誇る右腕だったが、この日は序盤から制球に苦しんで大苦戦。初回は二死からの連続四球でピンチを招き、宮﨑敏郎に適時打を浴びてしまうと、味方打線に逆転してもらった直後の4回も2つの四球に牽制悪送球、さらに暴投で作ったピンチに2本の適時打と犠飛を浴びてひっくり返されてしまった。
この日は4回で降板となり、球数は110。被安打5も計7つの四死球を与え、試合を作ることができなかった。
29日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した真中満氏は「厳しいコースをボールと言われることもあった」としながらも、「先頭バッターをかんたんにフォアボールで出すような流れに、牽制悪送球やワイルドピッチもそうですが、しっかり抑えようという思いが空回りしているように見えた」とこの日の苦闘を解説。
好相性のDeNAに嫌な形で敗れたことも踏まえ、「今日の内容では次(ポストシーズンで当たった際に)行きづらくなると思う。今日の投球は、岡田監督とすると頭が痛いかなという気がしますね」と付け加え、ポストシーズンでの起用法にも影響があるのではないかと分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』