○ ブリュワーズ 4x － 3 カブス ●
＜現地時間9月29日　アメリカンファミリー・フィールド＞

　カブスの鈴木誠也外野手（29）が29日（日本時間30日）、敵地でのブリュワーズ戦に「5番・右翼」で先発フル出場。安打と四球で2出塁をマークしたが、チームはサヨナラ負けで4連敗となりポストシーズン進出は絶望的となった。

　元ソフトバンクのブリュワーズ先発・レイと2度対戦し、2回の第1打席は空振り三振。0－0のまま迎えた5回の第2打席は先頭で左前打を放ったが、続くスワンソンが三ゴロ併殺に倒れ得点にはつながらなかった。3番手左腕・アンドルーズと対戦した7回の第3打席は四球。3安打を放った前日のブレーブス戦に続きマルチ出塁をマークした。

　9回の第4打席は4番手右腕・ブーシュリーと対戦し見逃し三振。この日は3打数1安打、1四球2三振の打撃結果で打率は.286、OPSは.843となった。

　カブスは2－3と1点を追う9回、3番・ハップの21号ソロで同点に追いつくも、延長戦の末サヨナラ負け。今季通算82勝78敗で残り2試合となった。

　この日はワイルドカード3位のマーリンズが勝利し、こちらは83勝76敗で残り3試合。最終的な勝利数で並んだ場合は直接対決で4勝2敗と勝ち越しているマーリンズが上回るため、カブスがポストシーズンに進出するためには残り2戦2勝が絶対条件。その上で、1点リードした状況の雨天サスペンデットゲームを含むマーリンズが3戦3敗するしか、カブスがポストシーズンへ進み道はなくなった。