● ロッテ 1 － 4 西武 ○
＜25回戦・ZOZOマリン＞

　西武の山村崇嘉が3日のロッテ戦で、2試合連続本塁打を含む2安打2打点の活躍で、勝利に貢献した。

　前日にプロ初安打とプロ初本塁打を放った山村はこの日も、0－0の2回一死一塁の第1打席、先発・唐川侑己のカットボールをライト前に安打放ちチャンスを広げ、2－0の6回一死一塁の第3打席には森遼大朗が1ストライクから投じた2球目のストレートをライトスタンドに2試合連続の本塁打。

　山村は2試合連続弾に「バットをしっかり振った結果かなと思っています」と話し、この2日間の活躍には「自分らしいバッティングができたかなと思います」と振り返った。

　今季は開幕一軍を掴むも開幕直後の4月7日に一軍登録を抹消され、その後はファームで過ごした。「悔しい思いをしたので、練習に取り組んでやってきました」と、10月1日に昇格を果たし、2日と3日のロッテ戦ではしっかりと来季に向けてアピール。本人も「いいアピールができたかなと思います」と話した。

　最終戦で山村が2安打2打点、9回に登板した豆田泰志がプロ初セーブをマークするなど、来季に向けて若手選手に期待が持てる形でシーズンを終えた。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー＝大泉健斗）