「これまでと変わらず、ストライク先行、ゾーン内で勝負というのを変えずに、いつも通り投げられればと思います」。
DeNAの東克樹が18時から行われる巨人戦に先発する。
現在広島と同率2位のDeNAは今夜の試合で巨人に“勝利”すれば、2位となり14日から行われる『2023JERA クライマックスシリーズ セ』ファーストステージを本拠地・横浜スタジアムで戦うことができる。
東は「もう試合に向けてのスイッチも入っているので、特に変えることなくいつも通り、しっかりと準備して投げるだけかなと思います」と話し、「4日の試合は自分が投げるんだというつもりで前回登板から準備していたので、気持ちが揺らぐことなく、迎えられると思います」と意気込んだ。
勝つか負けるかで大きく変わる大事な大一番。東は「大学の時に日本代表として準決勝で投げた経験もありますが、それとは違った感じになると思いますし、練習時にグラウンドで三浦監督とも話して、「一野球選手として光栄なことで、絶対にいい経験になるから」と言っていただき、それを感じながら投げたいと思いました」と明かした。
「今季ここまでで一番重要だと思いますし、これまでより一層負けられない試合なので、気合は十分入ると思いますが空回りしないようにしっかり投げたいと思います」と東。
三浦大輔監督は「今まで通りしっかりと準備してマウンドに上がってくれれば。東ひとりに背負わせるわけではありませんから、先発として全員で盛り上げて、チーム全員で勝てるようにがんばります」と決意を述べた。
【DeNA・東の記録メモ】
▼ 勝利で勝率のセ・リーグ記録樹立
東克樹投手の成績を見ると、ここまでで23試合に先発登板し、16勝2敗という成績を残しており、勝率は.899という数字を誇っている。この数字は、2リーグ制以降後、歴代6位タイの記録で、セ・リーグだけで見るとトップタイだ。その記録を保持しているのは読売ジャイアンツのエースとして活躍していた堀内恒夫氏。プロ1年目だった1966年に樹立したもの。東投手がきょう勝利を収めれば、この記録を抜くため、セ・リーグ記録樹立となる。そんな大記録がかかる一戦の相手は巨人。今季唯一黒星を喫しているチームでもある。それでも今季は7戦して4勝2敗と勝ち越し、防御率も2点台(2.45)と安定。東京ドームでの防御率も2点台(2.61)という数字を残している。
▼ 勝てば球団史上最多連勝記録
前回の登板で遠藤一彦氏が持っていた12連勝に並んでおり、きょう勝利すれば球団新記録更新となる。6月1日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で7回1失点で勝利投手になって以降、16試合に投げて12の勝ち星を積み上げてきた東投手。白星がついた試合全てでクオリティースタートを記録。しかも連勝中8試合で無四球ピッチング。今季登板の23試合をみても6回を投げきれずに降板したのはわずかに3度と圧倒的に少ない。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
DeNAの東克樹が18時から行われる巨人戦に先発する。
現在広島と同率2位のDeNAは今夜の試合で巨人に“勝利”すれば、2位となり14日から行われる『2023JERA クライマックスシリーズ セ』ファーストステージを本拠地・横浜スタジアムで戦うことができる。
東は「もう試合に向けてのスイッチも入っているので、特に変えることなくいつも通り、しっかりと準備して投げるだけかなと思います」と話し、「4日の試合は自分が投げるんだというつもりで前回登板から準備していたので、気持ちが揺らぐことなく、迎えられると思います」と意気込んだ。
勝つか負けるかで大きく変わる大事な大一番。東は「大学の時に日本代表として準決勝で投げた経験もありますが、それとは違った感じになると思いますし、練習時にグラウンドで三浦監督とも話して、「一野球選手として光栄なことで、絶対にいい経験になるから」と言っていただき、それを感じながら投げたいと思いました」と明かした。
「今季ここまでで一番重要だと思いますし、これまでより一層負けられない試合なので、気合は十分入ると思いますが空回りしないようにしっかり投げたいと思います」と東。
三浦大輔監督は「今まで通りしっかりと準備してマウンドに上がってくれれば。東ひとりに背負わせるわけではありませんから、先発として全員で盛り上げて、チーム全員で勝てるようにがんばります」と決意を述べた。
【DeNA・東の記録メモ】
▼ 勝利で勝率のセ・リーグ記録樹立
東克樹投手の成績を見ると、ここまでで23試合に先発登板し、16勝2敗という成績を残しており、勝率は.899という数字を誇っている。この数字は、2リーグ制以降後、歴代6位タイの記録で、セ・リーグだけで見るとトップタイだ。その記録を保持しているのは読売ジャイアンツのエースとして活躍していた堀内恒夫氏。プロ1年目だった1966年に樹立したもの。東投手がきょう勝利を収めれば、この記録を抜くため、セ・リーグ記録樹立となる。そんな大記録がかかる一戦の相手は巨人。今季唯一黒星を喫しているチームでもある。それでも今季は7戦して4勝2敗と勝ち越し、防御率も2点台(2.45)と安定。東京ドームでの防御率も2点台(2.61)という数字を残している。
▼ 勝てば球団史上最多連勝記録
前回の登板で遠藤一彦氏が持っていた12連勝に並んでおり、きょう勝利すれば球団新記録更新となる。6月1日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で7回1失点で勝利投手になって以降、16試合に投げて12の勝ち星を積み上げてきた東投手。白星がついた試合全てでクオリティースタートを記録。しかも連勝中8試合で無四球ピッチング。今季登板の23試合をみても6回を投げきれずに降板したのはわずかに3度と圧倒的に少ない。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)