2023.10.04 18:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 1 | 終了 | 0 | 横浜DeNAベイスターズ |
東京ドーム |
「もっとできるんじゃないかと…」
DeNAは4日の今季最終戦は2安打完封負け。同率だった2位・広島を下回り、セ・リーグ3位でクライマックスシリーズに臨むことになった。
DeNA打線は巨人先発・山﨑伊織に対し初回、一死二塁のチャンスを作ったが、3番・大田泰示は三直、4番・牧秀悟は中飛に倒れ先制ならず。2回以降は山﨑伊織の前に完全沈黙。凡打の山を作り、1回途中から8回まで23打者連続アウトを献上するなど得点を奪えず。
先発の東克樹は2回、二死三塁で8番・吉川尚輝に先制適時打を浴びたものの、その後は巨人先発の山﨑伊織と息詰まる投手戦を展開。しかし、8回86球、8安打1失点の力投も虚しく今季3敗目(16勝)を喫した。
最終戦を勝利で飾れず、74勝66敗3分の3位でレギュラーシーズンを終えたDeNAについて、4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の五十嵐亮太氏は「序盤戦の戦いを見ているともっとできるんじゃないかと思いました。中継ぎ、抑えが不安定になってしまったので、このような結果になってしまったのかなと思いますね。後ろの投手が苦しいとなかなか接戦をものにするのも難しくなってきてしまいますからね」と今季苦しんだリリーフ陣について言及。
また同番組に出演した解説者の池田親興氏は「打つイメージはあるチームですけど、ずば抜けた成績がなかったなという印象です。全体的に“これで戦っていくぞ”というものがあまりなくて、盗塁数が少ないから打って勝つのかと言ってもチーム打率はリーグ2位だったりと。もっと上に上がっていくために、何を強みにしてにしてやっていくかをもっと明確にしたほうが良いのかなと思いますね」と今季DeNAについてコメントをした。
最終戦に勝利すれば2位が確定し、本拠地でCS開催に臨めただけに悔しいラストゲームとなったDeNA。この悔しさをバネに3位からの下剋上“日本一”を達成するため、14日からCSファーストステージに臨んでいく。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』