巨人・原辰徳前監督

◆ 球団最多の1291勝

 巨人は4日、今季のシーズン最終戦のDeNAとの試合(東京ドーム)に1-0で勝利。試合後には最終戦セレモニーが行われ、原辰徳監督が今季限りで辞任し、阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチが新監督に就任することを発表した。

 試合後のセレモニーで原監督は自らマイクを握り「奪回という目標の中、懸命に戦って参りました。しかし、力及ばず期待に応えることができませんでした。これはひとえに、監督であり私の指導不足、私の責任であります。本当に申し訳ありませんでした。辞任します。若い新しいリーダー、阿部慎之助君にチームを託そうと、そういう決断をしました」と語った。

 バトンを託された阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチは「原監督から大役を受け継ぐことになり、とてつもない重圧を感じ、身の引き締まるところでございます。とにかくファンのみなさんのために、強い巨人軍、愛される巨人軍を作るべく、チーム一丸となって戦っていく所存です」と話した。

 監督として球団最多の1291勝を挙げ、今季で退任となった原監督について、4日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の池田親興氏は「原さんだからここまで長くできたと思います。どこかで責任を取らなくてはいけない今季の成績ではありましたけど、阿部慎之助新監督に渡すバトンとしては非常に“優しいバトン”なのかなと思います。自分たちの成績が悪くても今までやってきたことがすべてなくなるわけではないですし、来年はもっと上位に上がれるような、そんなバトンを渡してくれたんじゃないかなという気がします」とコメント。

 また同番組に出演した解説者の五十嵐亮太氏は「原監督にしかできないような采配をたくさん見せてくれましたよね。見てる方も“こんな事やるんだん”とか“原さんじゃないと絶対無理だよな”と思うようなことをたくさんやってくれたので、日本野球の新しい1ページを切り開くような監督でした。こういった監督が辞めてしまうのは凄く悲しいですね」と原監督について話をした。

 原監督は選手として巨人で15年間プレーし、監督としては2002~2003年、2006~2015年、そして2019~2023年と計17年間チームを指揮。球団最多の1291勝を挙げ、リーグ優勝9度、日本シリーズ制覇を3度を成し遂げた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

この記事を書いたのは

矢田悠輔

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