チーム打率&本塁打はリーグ1位も得点数は同3位
巨人の大久保博元打撃チーフコーチ(56)が7日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、今季限りで巨人を退団することを発表した。
大久保コーチは同日、「【報告】巨人軍を退団して、居酒屋の親父に戻ります」とのタイトルで自身のYouTubeチャンネルを更新。セ・リーグ4位に終わった今季を振り返り、「(楽天で)監督までやらしてもらったけど、思った何十倍も苦しかった。苦しくて苦しくて、楽しかったことはこの1年ゼロです。でも選手に弱いところは見せられないし、監督を男にするっていう気持ちだけで頑張りました」と涙ながらに語った。
「優勝できずに誰が責任をとるんだという状態になったときに、まずは原監督が責任をとった。俺がのうのうと役職をもらってユニフォームを着ることはあり得ないと思ってたので、監督から『辞任する』って話をもらったときに、『僕も辞めさせてください』ということをお伝えした。そして今日、監督から直に連絡を頂いて『ジャイアンツを卒業しよう』というお言葉をいただいた』と退団発表に至る経緯を語った。
大久保コーチは昨オフ、原監督から要請を受け打撃チーフコーチに就任。今季の巨人は、いずれもセ・リーグ1位のチーム打率.253、164本塁打を記録したが、523得点と出塁率.308は、いずれもリーグ3位だった。
巨人は2年連続Bクラスとなり、4日のシーズン最終戦後に原監督が辞任を表明。同時に、来季は阿部ヘッドコーチが新監督に就任することが発表された。