【ア・リーグ地区シリーズ第2戦】
● オリオールズ 8 － 11 レンジャーズ ○
＜現地時間10月8日　オリオール・パーク＞

　ア・リーグの地区シリーズ第2戦が8日（日本時間9日）に行われ、ワイルドカードシリーズから勝ち上がってきたレンジャーズ（西地区2位・第5シード）が、リーグ最高勝率のオリオールズ（東地区1位・第1シード）に連勝。今シリーズの対戦成績を2勝0敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

　レンジャーズは2点を先制された直後の2回表、打者一巡の猛攻で5－2と逆転に成功。続く3回は3番・ガーバーが、満塁弾を左翼席へ運び9－2とリードを広げた。投手陣はオリオールズ打線の反撃を受けたが、序盤の大量リードを守って逃げ切り勝利。これでレイズに連勝したワイルドカードシリーズからポストシーズン4連勝とした。

　対するオリオールズは初回に幸先よく2点を先制するも、先発のロドリゲスが2回途中5失点でノックアウト。救援陣も失点を重ね、8投手で計11四球を与えてしまった。レギュラーシーズンでは101勝を挙げ第1シードでポストシーズンに進出したが、2－3で敗れた初戦に続き本拠地で痛恨の2連敗。東地区王者が早くも崖っぷちに立たされた。