ロッテ・中村奨吾(撮影=岩下雄太)

◆ 勝つために

 「チームの雰囲気は良いと思いますし、自分の調子を言っているあれではないと思うので、もうみんなで一丸となってやるだけだと思います」。

 ロッテの中村奨吾は14日から始まる『2023 パーソルクライマックスシリーズ パ ファーストステージ ロッテ-ソフトバンク戦』に向けて、このように意気込んだ。

 チームはリーグ3連覇したオリックスと夏前までリーグ優勝を争ったが、8月以降にロッテが失速。最大13あった貯金も気がつけばどんどん減っていき、9月19日のオリックス戦から26日の日本ハム戦にかけて7連敗。9月25日のソフトバンク戦後には4位に転落した。クライマックスシリーズ進出へ向け厳しい戦いが続いていたが、9月30日の西武戦、石川慎吾の適時二塁打でサヨナラ勝ちを収めてから6勝2敗と勝ち越し。勝てばCS、負ければ4位転落となるシーズン最終戦の10月10日の楽天戦に5-0で勝利し、2位でシーズンを終えた。

 「シーズンの最後、クライマックスシリーズを争う戦いで緊張が続く戦いが多かったので、その緊張感を持ったまま、戦っていきたいと思っています」。 中村自身も9月は月間打率.128(78-10)と苦しんだが、10月は3日の西武戦から5試合連続安打を放つなど月間打率.350(20-7)と復調気配だ。

◆ 役割

 ここ数年、中村に限らずチームとして進塁打、犠打、四球を選ぶ、1つ先の塁を狙う走塁など、細かい野球で得点を奪い、そのリードを投手陣が守り切るという戦いをしてきた。短期決戦では日頃の積み重ねが勝敗に大きく左右していきそうだ。

 中村自身もそのことをよく理解している。「なかなか点が取れないと思いますし、そのためにはランナーを進めたり、ワンチャンスでなんとか点が取れるようにと思って、そういう野球で1年間やってきたと思います。四球からだったり、相手のエラーとかからだったり、そういうところから点を取ることが多かったので、そういう進塁打というのも大事になってくるのかなと思います」。

 中村もシーズン終盤の10月2日の西武戦では3-2の4回無死一塁の第2打席、一塁走者の岡大海が二塁盗塁し、エンスが1ボール2ストライクから投じた4球目の147キロのストレートをセカンドへゴロを打ち、二塁走者の岡を三塁に進め、松川虎生のスクイズで4点目。中村の“進塁打”が得点に繋がることがこの日に限らず、シーズン中には何度もあった。

 進塁打や犠打といった役割だけでなく、中村には当然決めるバッティングも求められる。「そういう場面が来ればそういう気持ちで行きます」と力強く返ってきた。

 18時にロッテの日本一に向けた絶対に負けられない戦いが始まる。「勝つことが一番だと思うので、勝つしかないと思います。勝てるように色々考えながらやっていけたらいいと思います」。キャプテン・中村奨吾は熱く燃えている。

取材・文=岩下雄太

この記事を書いたのは

岩下雄太

岩下雄太 の記事をもっと見る

【PR】U-NEXTで『SMBC日本シリーズ2026』をライブ観戦!

U-NEXT / 日本シリーズ

「U-NEXT」では、10月24日(土)に開幕するプロ野球『SMBC日本シリーズ2026』のうち、第1,2,3,6,7戦の最大5試合を見放題ライブ配信!

試合開始から終了までのライブ映像に加え、試合後のヒーローインタビューまですべて配信(見逃し配信も予定)。ライブ配信の時間に間に合わなかった方も、あとから好きなタイミングで名場面を見返せる。

U-NEXT月額プラン会員の方は追加料金なく見放題。はじめての方は、31日間無料トライアル登録で視聴可能。

シーズンの締めくくりとなる熱戦を堪能しよう!

POINT

① 日本シリーズを完全生配信(第1,2,3,6,7戦)

② 野球以外にも、映画・アニメなどの様々なエンタメコンテンツを視聴可能!

③ U-NEXT会員ならポイント利用で実質989円(税込)とお得に!

もっと読む