DeNA・宮﨑敏郎[写真=萩原孝弘]

◆ 首位打者の貫禄、難しいボールを左中間席へ叩き込む

 DeNAの宮﨑敏郎内野手(34)が14日、広島との「2023 JERAクライマックス・セ」のファーストステージ第1戦(マツダ)に「5番・三塁」で先発出場。6回の第3打席に鮮やかな先制2ランを放った。

 試合は広島先発・床田、DeNA先発・東の投げ合いで5回まで両軍無得点。DeNAは6回表、先頭の3番・大田が3打席連続出塁となる四球を選びチャンスメイクした。

 続く4番・牧は一邪飛に倒れたが、一死一塁で宮﨑が大仕事。床田が投じた内角低めの難しい直球を見事に捉え、打球は左中間席に着弾する先制2ランとなった。

 今シーズン自身2度目の首位打者を獲得した背番号51は悠然とダイヤモンドを一周。待望の先制弾に、ベンチ前で投球練習を行っていた東も力強く左手を突き上げた。

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