CSファーストステージ第1戦
○ ロッテ 8 － 2 ソフトバンク ●
＜10月14日・ZOZOマリン＞

「2023 パーソル クライマックス・シリーズ パ」のファーストステージが開幕。初戦に快勝したロッテが、リーグ王者・オリックスが待つファイナルステージ進出に王手をかけた。

　ロッテ打線は初回、1番・荻野が先頭打者アーチを左翼ポール際へ運び先制。さらに二死後、リーグ本塁打王の4番・ポランコが豪快ソロを右中間席へ叩き込み2点目を加えた。

　3回は敵失絡みで2点を追加。2点差に詰め寄られた直後の6回は5番・安田が適時二塁打を右中間へ弾き返し再び4点リードに広げると、7番・藤原も2点適時打を中前へ運び7－2とソフトバンクを突き放した。8回は再び安田が、2打席連続打点となる右前適時打を放ちダメ押しの8点目。2本塁打含む9安打8得点と効率的に加点した。

　CS初戦を託された先発の佐々木朗は、いきなり161キロをマークするなど初回からエンジン全開。約1ヵ月ぶりの復帰登板で3回41球、無安打無失点、4奪三振無四球のパーフェクト投球を披露しファンを沸かせた。

　4点リードの6回に3番手・坂本が追撃2ランを浴びたが、7回以降は西村、澤田、澤村が1イニングずつ無失点。2番手で2イニングを無失点に抑えた中村稔に白星が付いた。