ニュース 2023.10.15. 05:30

法大が終盤粘り切れず痛恨の逆転負け 3年生エース・篠木健太郎は右腕の張りの影響でベンチ外

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法大・吉鶴翔瑛投手[写真=灰原万由]
【東京六大学野球・秋季リーグ戦】
○ 早大 4 - 2 法大 ●
(14日・神宮)

 法大は逆転負けを喫し、早大との初戦を落とした。先発した吉鶴翔瑛投手(3年・木更津総合)は7回途中4失点で降板し、今季初黒星を喫した。

 6回まで早大打線をわずか1安打に封じていた左腕だが、2点リードの7回に突如崩れた。先頭の尾瀬から3連打を浴びて1点を返されると、一死二・三塁から中村将に右前適時打を許し、試合を振り出しに戻された。続く代打・野村に四球を与え、満塁のピンチを迎えた。ここで指揮官は塙にスイッチしたが、続く島川に押し出し死球を与えて勝ち越しを許した。

 7回に4点を失い、そのまま2点のリードを許して敗戦。加藤重雄監督は「吉鶴はあの回だけ捕まってしまった。点を取られたら監督が変えどきを間違えたと思わざるを得ない。悔しい痛い1敗」と重い口を開いた。

 また、前カードの東大1回戦で先発し、わずか1イニングで降板したエース・篠木健太郎投手(3年・木更津総合)は右腕の張りの影響でこの日はベンチを外れた。キャッチボールなどの練習は行っており、大事には至ってないが、指揮官は「(彼には)将来があるので。(篠木は)今日も頑張りますと言っていたんですけど、他で頑張れない投手力ではないので、大事を取っている」と説明。エースは不在だが、総力戦で勝ち点獲得を狙う。
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