【東京六大学野球・秋季リーグ戦】
○ 明大 1 - 0 慶大 ●
(15日・神宮)
リーグ4連覇を狙う明大が慶大に完封勝ちを収め、1勝1敗でタイとした。ドラフト候補右腕・蒔田稔投手(4年・九州学院)は7安打を浴びて5回途中で降板したが、慶大の強力打線を無失点に封じて防御率0.98でリーグトップに躍り出た。
毎回安打を浴びたが、要所を締めて得点は与えず。「慶應さんは打線の爆発力や勢いを感じたんですけど、ギリギリのところで踏ん張れた。真っすぐがインコースに投げ切れていた。軸にカーブでカウントを取ったり、ピンチを招いても無失点に抑えられた要因」と胸を張った。
それでも5回を投げきれなかったことは反省。「あそこで変えられて悔しい気持ちはある。次は文句を言わせないピッチングをして、完投したいです」と力強く言い切った。しかしその直後、報道陣から規定投球回に到達し、防御率0.98でリーグトップに立ったことを知らされると「撤回します!タイトル獲りますよ!これは!」と一転。田中武宏監督に「規定投球回でピタッと降ろしてください!」とお願いし、完投宣言をすぐさま撤回した。これには指揮官も「絶対にダメです」と断りを入れたが、「真っすぐに力があったのはベンチから見ていても感じた。よく投げてくれた」とこの日の力投をたたえた。
○ 明大 1 - 0 慶大 ●
(15日・神宮)
リーグ4連覇を狙う明大が慶大に完封勝ちを収め、1勝1敗でタイとした。ドラフト候補右腕・蒔田稔投手(4年・九州学院)は7安打を浴びて5回途中で降板したが、慶大の強力打線を無失点に封じて防御率0.98でリーグトップに躍り出た。
毎回安打を浴びたが、要所を締めて得点は与えず。「慶應さんは打線の爆発力や勢いを感じたんですけど、ギリギリのところで踏ん張れた。真っすぐがインコースに投げ切れていた。軸にカーブでカウントを取ったり、ピンチを招いても無失点に抑えられた要因」と胸を張った。
それでも5回を投げきれなかったことは反省。「あそこで変えられて悔しい気持ちはある。次は文句を言わせないピッチングをして、完投したいです」と力強く言い切った。しかしその直後、報道陣から規定投球回に到達し、防御率0.98でリーグトップに立ったことを知らされると「撤回します!タイトル獲りますよ!これは!」と一転。田中武宏監督に「規定投球回でピタッと降ろしてください!」とお願いし、完投宣言をすぐさま撤回した。これには指揮官も「絶対にダメです」と断りを入れたが、「真っすぐに力があったのはベンチから見ていても感じた。よく投げてくれた」とこの日の力投をたたえた。