西武に並び最多タイ4選手が選出
NPBエンタープライズは24日、「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」の代表メンバーを発表。阪神からは及川雅貴、桐敷拓馬、佐藤輝明、森下翔太が選出された。
圧倒的な勢いで首位を独走し、18年ぶりに悲願のリーグ制覇を果たした阪神。中でも3年目の佐藤輝は5番に座り自己最多タイの24本塁打に自己最多の92打点をマークした他、ドラ1ルーキーの森下も球団では岡田彰布監督以来43年ぶりとなる新人右打者で二桁本塁打を放ち、チームの優勝に大きく貢献した。
3年目の及川も33試合に登板し防御率2.23の好成績を残した他、2年目の桐敷も27試合に登板して防御率1.79に15HPを挙げ、貴重な左のリリーフとしてブルペン陣を支えた。
選出について、佐藤輝は「選んでいただいて光栄です。侍ジャパンの一員として、井端監督のもとでしっかり自分の役割を果たし、アジアチャンピオンになれるように頑張ります」と殊勝なコメント。
森下は「選んでいただいて本当に嬉しいです。大学時代に日本代表の一員として戦って、自分自身は結果が出ず凄く悔しい思いをしたので、またこうしてプロの世界で侍ジャパンに選んでいただいて光栄ですし、とにかくチームの「勝利」にフォーカスして、精一杯頑張っていきます」とアマチュア時代のリベンジへ気合の入った発言を残した。
同じく及川は「侍ジャパンのユニフォームを着て戦うことができることを光栄に思います。U15 のWBSCで日本代表として戦った際は準優勝で悔しい思いをして、その時から、プロの世界に入ってまた侍ジャパンのユニフォームを着て世界一になりたいと思い続けていたので、まずその第一歩として、しっかりチームに貢献できるように頑張りたいと思います」とこちらもアマチュア時代のリベンジへ高い熱量をうかがわせた。
また桐敷は「日本代表のユニフォームを着ることが初めてなので、選んでいただいて素直に嬉しいです。この機会を充実したものにしてもっと成長していきたいと思っていますし、侍ジャパンのために、任されたところで精一杯腕を振っていきたいと思います」と語り、自身初の日本代表入りを果たした喜びを語った。
「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」は来月11月16日(木)から19日(日)に渡り開催される予定。初戦はチャイニーズ・タイペイを相手に東京ドームで19時からプレーボールとなっている。