抽選に次ぐ抽選…各球団の指名は
2023年度のプロ野球ドラフト会議が26日に都内で行われ、各球団の1位指名選手が出揃った。
今年は会議前日までに4球団が1位指名選手を公表していたなか、オリックスが横山聖哉(内野手/上田西高)、阪神が下村海翔(投手/青山学院大学)を指名し一本釣り。
残る10球団は、度会隆輝(外野手/ENEOS)に3球団、西舘勇陽(投手/中央大学)に2球団、武内夏暉(投手/国学院大学)に3球団、常廣羽也斗(投手/青山学院大学)に2球団が競合した。
社会人No.1野手との呼び声もある度会は、中日、DeNA、ロッテによる競合抽選となり、三浦大輔監督が当たりくじを引いたDeNAが交渉権を獲得した。
西舘勇陽(投手/中央大学)に日本ハムと巨人が競合し、こちらは阿部慎之助監督が残りくじを引いた巨人へ。武内夏暉(投手/国学院大学)は、ヤクルト、西武、ソフトバンクによる競合の末、事前に指名を公表していた西武が交渉権を獲得。常廣羽也斗(投手/青山学院大学)も事前に指名を公表していた広島・新井貴浩監督が楽天との抽選を制し交渉権を獲得した。
2度目の1巡目指名となった球団のなかでは、ヤクルトが西舘昂汰(投手/専修大学)を単独指名して交渉権を獲得し、2球団競合となった草加勝(投手/亜細亜大学)は中日、3球団競合となった前田悠伍(投手/大阪桐蔭高)はソフトバンクへ。
3度目の抽選にして意中の選手を仕留めた日本ハムは細野晴希(投手/東洋大学)、3度とも抽選を外して最後の1位指名確定となったロッテは上田希由翔(内野手/明治大学)の交渉権を獲得した。
各球団の1位指名一覧は以下の通り。
▼ ドラフト1位指名一覧
【中】度会隆輝 ⇒ 草加 勝(投手/亜細亜大学)
【日】西舘勇陽 ⇒ 前田悠伍 ⇒ 細野晴希(投手/東洋大学)
【ヤ】武内夏暉 ⇒ 西舘昂汰(投手/専修大学)
【西】武内夏暉(投手/国学院大学)
【巨】西舘勇陽(投手/中央大学)
【楽】常廣羽也斗 ⇒ 前田悠伍 ⇒ 古謝 樹(投手/桐蔭横浜大学)
【De】度会隆輝(外野手/ENEOS)
【ソ】武内夏暉 ⇒ 前田悠伍(投手/大阪桐蔭高)
【広】常廣羽也斗(投手/青山学院大学)
【ロ】度会隆輝 ⇒ 草加 勝 ⇒ 細野晴希 ⇒ 上田希由翔(内野手/明治大学)
【神】下村海翔(投手/青山学院大学)
【オ】横山聖哉(内野手/上田西高)