最速158キロの直球と多彩な変化球が武器
プロ野球の新人選手選択会議「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が10月26日に東京都内で行われ、日本ハムのドラフト1位は東洋大の細野晴希投手(21)に決まった。
日本ハムは最初に中央大・西舘、次に大阪桐蔭高・前田を指名するも抽選は外れ。細野を巡ってもロッテと重複したが、稲葉GMが交渉権を獲得した。
細野は最速158キロの直球と多彩な変化球が武器の左腕。今年の春は5勝0敗、防御率0.82と快投を続け、チームの2部リーグ優勝に貢献した。
新庄監督は細野について「素晴らしい左投手なんで期待したい。コントロールが良い投手ではないが、ボールのキレ、勢いはこのドラフトの中で一番じゃないかなと思う」と高評価。不安視されてる制球面については「コントロールを良くするテクニックはこちらが兼ね備えているので大丈夫です」とうなずいた。
日本ハムは今季60勝82敗1分けでパ・リーグ2年連続の最下位。2019年から5年連続Bクラスと低迷しており、細野には即戦力として期待がかかる。