3球団の競合を制した“黄金の右手”

　プロ野球のドラフト会議が26日に行われ、西武が国学院大・武内夏暉投手（22）の交渉権を獲得した。

　武内夏には第一巡の入札でソフトバンク、ヤクルトも指名。3球団が競合したくじ引きの結果、松井稼頭央監督の右手で交渉権獲得の当たりくじを引き当てた。

　抽選を制した時の心境について、松井監督は「初めてなので、非常にドキドキしていました」と興奮冷めやらぬ様子で振り返り、交渉権獲得の瞬間は「もうめちゃくちゃ嬉しいです。はい。少しほっとしているところもあります」と笑顔。最後にテレビの向こうの武内に「武内君、ぜひライオンズのチームの力になってもらえるように、期待しています。宜しくお願いします！」と熱いメッセージを送って締めくくった。