吉田は2021年の日本シリーズで6戦中5登板
オリックスは10月28日、竹安大知投手(29)、小野泰己投手(29)、吉田凌投手(26)の3投手に、来季の選手契約を結ばない旨を通告したと発表した。
竹安は2015年のドラフト3位で阪神に入団。FA権を行使し阪神へ移籍した西勇輝の人的補償として、2019年にオリックスへ移籍した。2019年からの4シーズンで計9勝を挙げたが、今季は右肘手術などで出遅れ0勝2敗、防御率10.38の成績。プロ通算では10勝6敗、防御率4.29だった。
小野は2016年のドラフト2位で阪神に入団。昨オフに育成契約でオリックス入りし、今年4月に支配下登録された。しかし、一軍では5試合に登板し0勝0敗、防御率6.00と結果を残せず。計6イニングで10四球を与えるなど課題の制球難を克服できなかった。
吉田は2015年のドラフト5位でオリックスに入団。2020年はすべて救援で自己最多の35試合に登板し防御率2.17をマークした。2021年は日本シリーズで6試合中5試合に登板。今季は19試合に登板し0勝0敗4ホールド、防御率3.24の成績だった。