◆ 「1番・2番が重要になる」
『SMBC日本シリーズ2023』が28日に開幕。セ・リーグ王者・阪神とパ・リーグ王者・オリックスの頂上決戦の初戦は、阪神がオリックスのエース・山本由伸を見事に攻略し8－0と快勝を収めた。
第1戦が終了した段階で29日の予告先発投手が発表され、先勝した阪神は今季8勝を挙げている西勇輝が登板予定。敵地・甲子園に乗り込む前になんとか1勝を挙げたいオリックスは、今季10勝を挙げており10月21日のCSファイナルステージ第4戦・ロッテ戦でも6回無失点と好投した宮城大弥が登板する。
28日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説陣は、この予告先発を基に第2戦を展望。笘篠賢治氏は「阪神からすると、対する宮城投手はセ・リーグでいうとDeNAの東克樹に似ていると思うんですよ」と切り出し、「投球スタイルであったり変化球、リリースポイントが似ていると思うんですけど、阪神は東投手に今季3試合対戦し2勝許していて、防御率も0.78と全然打てていないんですよ。なので、阪神打線が宮城に対してどういった攻略方法で得点を取っていくのか非常に注目していますね」と分析しながら、宮城を今季のセ・リーグ最多勝投手と重ね合わせて分析した。
また、逆襲が待たれるオリックス打線については「やっぱり勢いをつけるには1番・2番が重要になってくると思います。もしかすると中川を1番に置いてくるかもしれないですし、どんな打順になるのか楽しみですね」と打順変更の可能性についても言及した。
日本のエース・山本由伸が6回途中7失点KOとまさかの結果で幕を開けた『SMBC日本シリーズ2023』。第2戦はどのような展開が待っているのか、注目して見ていきたい。
☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』
