ロッテの秋季練習が29日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
朝から雨が降っていたこともあり、室内での練習が中心。野手は室内練習場で打撃練習を行い、練習中に天気が回復し外野ノックなどは球場で行った。投手陣も室内で練習を行ったあと、グラウンドでキャッチボールをした。
20年にトミー・ジョン手術を受けてから本格復帰となった今季、わずかに規定投球回に届かなかったものの、シーズン自己最多の10勝、157奪三振をマークした種市篤暉は「1年間通して思ったのが、シーズン中盤、終盤くらいにかけて試合の方がメインになってくる。体力回復、コンディショニングの部分が多くなってくるので、ウエイトの量も絶対落ちてきますし、その中でやっぱり筋量をキープするのがきつかったなと個人的に思いました。なので、オフシーズンに貯金を作ってシーズン前半キープしながら、後半ちょっと落としていければ良いかなと個人的に思っています。なので今は技術よりフィジカルの方がメインになっています」と話した。
今季は8月10日のオリックス戦でプロ入り後初となる中5日で先発し、7回、95球、4安打、7奪三振、3四死球、無失点に抑え、自身の9勝目を手にするとともに、チームの連敗を4で止めたこともあった。来季は「個人的にもうちょっと中5日で投げたいなというのはあります。何試合か相性が良い相手とかに中5日とかではなくて、もっと個人的にたくさん投げたいので、イニングも、試合数も、そしたら勝ちも増えてきますし、三振も取れますし。個人的にたくさん投げたいと思っています。その準備はしています」と、頼もしい言葉が返ってきた。
今季17試合に登板して3勝1敗、防御率2.31の成績を残し、9月以降は安定した投球を見せた中村稔弥は、この秋は「今年は真っ直ぐでファウルとかがシーズン通してあまり取れなかったので、そういう面でも筋力アップ、体力アップ、あとはより変化球がいきるために真っ直ぐが必要だと思うので、そこを変えていかないといけないなと思います」と話した。
佐々木千隼は今季わずか2試合の登板に終わるも、9月から“シュート”を投げ始め、ファームでは同月9試合・9イニングを投げて、2勝1セーブ、防御率0.00と結果を残し、昇格した10月6日のオリックス戦で1回を無失点に抑えた。この秋は「全体的にレベルアップしないといけないので、色々取り組んでレベルアップしたいなと思います」と話し、来季に向けては「全く一軍に貢献できなかったので、どんな形でも良いので投げて貢献できるようにしたいと思います」と決意を述べた。
取材・文=岩下雄太
朝から雨が降っていたこともあり、室内での練習が中心。野手は室内練習場で打撃練習を行い、練習中に天気が回復し外野ノックなどは球場で行った。投手陣も室内で練習を行ったあと、グラウンドでキャッチボールをした。
20年にトミー・ジョン手術を受けてから本格復帰となった今季、わずかに規定投球回に届かなかったものの、シーズン自己最多の10勝、157奪三振をマークした種市篤暉は「1年間通して思ったのが、シーズン中盤、終盤くらいにかけて試合の方がメインになってくる。体力回復、コンディショニングの部分が多くなってくるので、ウエイトの量も絶対落ちてきますし、その中でやっぱり筋量をキープするのがきつかったなと個人的に思いました。なので、オフシーズンに貯金を作ってシーズン前半キープしながら、後半ちょっと落としていければ良いかなと個人的に思っています。なので今は技術よりフィジカルの方がメインになっています」と話した。
今季は8月10日のオリックス戦でプロ入り後初となる中5日で先発し、7回、95球、4安打、7奪三振、3四死球、無失点に抑え、自身の9勝目を手にするとともに、チームの連敗を4で止めたこともあった。来季は「個人的にもうちょっと中5日で投げたいなというのはあります。何試合か相性が良い相手とかに中5日とかではなくて、もっと個人的にたくさん投げたいので、イニングも、試合数も、そしたら勝ちも増えてきますし、三振も取れますし。個人的にたくさん投げたいと思っています。その準備はしています」と、頼もしい言葉が返ってきた。
佐々木千隼「全体的にレベルアップしないといけない」
今季17試合に登板して3勝1敗、防御率2.31の成績を残し、9月以降は安定した投球を見せた中村稔弥は、この秋は「今年は真っ直ぐでファウルとかがシーズン通してあまり取れなかったので、そういう面でも筋力アップ、体力アップ、あとはより変化球がいきるために真っ直ぐが必要だと思うので、そこを変えていかないといけないなと思います」と話した。
佐々木千隼は今季わずか2試合の登板に終わるも、9月から“シュート”を投げ始め、ファームでは同月9試合・9イニングを投げて、2勝1セーブ、防御率0.00と結果を残し、昇格した10月6日のオリックス戦で1回を無失点に抑えた。この秋は「全体的にレベルアップしないといけないので、色々取り組んでレベルアップしたいなと思います」と話し、来季に向けては「全く一軍に貢献できなかったので、どんな形でも良いので投げて貢献できるようにしたいと思います」と決意を述べた。
取材・文=岩下雄太