阪神・西勇輝が29日、オリックスとの日本シリーズ第2戦に先発したが4回途中4失点でノックアウトを食らった。

　西は3回に西野真弘に適時三塁打を浴び先制を許すと、続く0－1の4回は簡単に2アウトを奪ったが、宗佑磨に四球、紅林弘太郎に右前打で一、三塁とされる。なんとかここを踏ん張りたい西だったが、野口智哉、廣岡大志、中川圭太に三者連続適時打を打たれ、ここで降板となった。

　MBSラジオ制作でニッポン放送でも放送された『SMBC日本シリーズ第2戦　オリックス－阪神戦』で解説を務めた金村義明氏は「岡田監督の中ではなんとか中川のところで切ってもらって、西野のところからという計算があったと思うんですけど、計算が大幅に狂ってしまいましたよね。まさかの3本連続タイムリーですか…」と話し、西の投球については「懸念されていたことが出てしまいましたよね、あれだけ終盤良かったのにムキになったような点の取られ方ですからね」と指摘した。

（提供＝MBSベースボールパーク）