ロッテの秋季練習が30日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
ウォーミングアップを行ったあと、投手陣はZOZOマリンスタジアム一塁側スタンドの階段を使い階段トレーニング、キャッチボールなどで汗を流し、野手は打撃練習、走塁練習、守備練習などでみっちり汗を流した。
中村奨吾キャプテンは、村田修一打撃コーチがケージ裏で見守る中での打撃練習。この日は様々な構えを試して打っているように見えた(ここ最近はスタンドから練習を見ていることが多く、久しぶりに一塁カメラ席から打撃練習を見ていたので、この日だけでなく、他の日も様々な構えで打っている可能性あり)。中村本人に練習後、確認すると「構えが変わったというか、いろんなことを試してみようと思ってやっています」とのこと。
その中でも、右足を突っ立ち気味にリラックスした構えで打っているのが印象的だった。中村は「そういう風に打ったり、オープンにして打ったり、試合がないのでいろんなことを試しながらやっています」と教えてくれた。
今季は137試合に出場して打率.220、11本塁打、48打点と悔しいシーズンに終わり、10月24日の取材では「打撃の状態があまり上がってこない中で、本当にチームに迷惑をかけることが多かった」と話していた。来季、“打”で貢献するための準備が早くも始まっている。
今季目標にしていた50試合登板達成が叶わず、トレード前の日本ハム時代に約束していた“加藤賞”を逃すも、トレードをきっかけにシーズン自己最多となる44試合、4勝0敗14ホールド、防御率1.25の成績を残した西村天裕は「ファイターズだったら僕の印象があったと思うので、なかなかそこを変えるのは難しいと思うんですよね。吉井さんは僕のことを知っているけど、フラットな状態で見てくれた結果、最後はいいところで投げさせてもらうことができたのかなと思います」と活躍した要因を振り返った。
移籍組はマリーンズで活躍するケースが多く、今季も西村をはじめ、石川慎吾、澤田圭佑、坂本光士郎と他球団からやってきた選手たちが活躍した。西村は「どこの球団もそうだと思うんですけど、きた人に対してやりやすく最初やってくれて、わからないことは丁寧に教えてくれる。そこで馴染んで行けてそのままいい感じで、自分のやりたいことをやっていきながら入っていけるんじゃないかなと思います」と自身の見解を述べた。
西村には今季だけでなく、来季以降もマリーンズのブルペン陣の一角として活躍してほしいところ。この秋は「来季に向けての目標をしっかり立て直して、そこに向けてどうやっていくか具体的な練習メニューを考えていくというのと、その中で怪我してしまったのがあったので、どうやったらそこの怪我を防げたのか、どういうふうに1年間投げられる体を作れるか見直してそこを詰めています。そこでやっていく中で、投球で出た課題というのを明確にして潰していくというところですかね」と説明した。
取材・文=岩下雄太
ウォーミングアップを行ったあと、投手陣はZOZOマリンスタジアム一塁側スタンドの階段を使い階段トレーニング、キャッチボールなどで汗を流し、野手は打撃練習、走塁練習、守備練習などでみっちり汗を流した。
中村奨吾キャプテンは、村田修一打撃コーチがケージ裏で見守る中での打撃練習。この日は様々な構えを試して打っているように見えた(ここ最近はスタンドから練習を見ていることが多く、久しぶりに一塁カメラ席から打撃練習を見ていたので、この日だけでなく、他の日も様々な構えで打っている可能性あり)。中村本人に練習後、確認すると「構えが変わったというか、いろんなことを試してみようと思ってやっています」とのこと。
その中でも、右足を突っ立ち気味にリラックスした構えで打っているのが印象的だった。中村は「そういう風に打ったり、オープンにして打ったり、試合がないのでいろんなことを試しながらやっています」と教えてくれた。
今季は137試合に出場して打率.220、11本塁打、48打点と悔しいシーズンに終わり、10月24日の取材では「打撃の状態があまり上がってこない中で、本当にチームに迷惑をかけることが多かった」と話していた。来季、“打”で貢献するための準備が早くも始まっている。
西村「1年間投げられる体を作れるか見直してそこを詰めています」
今季目標にしていた50試合登板達成が叶わず、トレード前の日本ハム時代に約束していた“加藤賞”を逃すも、トレードをきっかけにシーズン自己最多となる44試合、4勝0敗14ホールド、防御率1.25の成績を残した西村天裕は「ファイターズだったら僕の印象があったと思うので、なかなかそこを変えるのは難しいと思うんですよね。吉井さんは僕のことを知っているけど、フラットな状態で見てくれた結果、最後はいいところで投げさせてもらうことができたのかなと思います」と活躍した要因を振り返った。
移籍組はマリーンズで活躍するケースが多く、今季も西村をはじめ、石川慎吾、澤田圭佑、坂本光士郎と他球団からやってきた選手たちが活躍した。西村は「どこの球団もそうだと思うんですけど、きた人に対してやりやすく最初やってくれて、わからないことは丁寧に教えてくれる。そこで馴染んで行けてそのままいい感じで、自分のやりたいことをやっていきながら入っていけるんじゃないかなと思います」と自身の見解を述べた。
西村には今季だけでなく、来季以降もマリーンズのブルペン陣の一角として活躍してほしいところ。この秋は「来季に向けての目標をしっかり立て直して、そこに向けてどうやっていくか具体的な練習メニューを考えていくというのと、その中で怪我してしまったのがあったので、どうやったらそこの怪我を防げたのか、どういうふうに1年間投げられる体を作れるか見直してそこを詰めています。そこでやっていく中で、投球で出た課題というのを明確にして潰していくというところですかね」と説明した。
取材・文=岩下雄太