育成出身の2名がファームを支える
西武は30日、今季限りで戦力外となった出井敏博氏（26、齊藤誠人氏（28）の両名が来季からチームスタッフとして加入する事を発表した。
出井氏は2019年の育成ドラフト1位で神奈川大から入団すると、4年間でイースタン、さらには独立リーグ武蔵ヒートベアーズなどで登板を重ねたものの支配下には至らず。来季からはファーム打撃投手兼ファームスコアラーとして2軍のサポートに徹する。
また齊藤氏は北海道教育大学岩見沢校から2017年の育成ドラフト2位で西武に入団すると、2019年に支配下登録を勝ち取り道内の国公立大出身者では初のNPB選手としてその後も5年間に渡りプレー。来季からはファームブルペン捕手兼ファーム用具補佐としてこちらも裏方に回る様子だ。
▼ 出井敏博氏コメント
ファーム打撃投手として、選手たちが気持ちよく試合に入れるようサポートしていきたいと思っています。また、スコアラーとしては選手と歳も近いですし、具体的に「この球をしっかり投げていれば大丈夫だよ」と安心できる言葉をかけてくれたスコアラーの先輩を目指して、しっかり会話のできるスコアラーになりたいと思います。
▼ 齊藤誠人氏コメント
投手をはじめ、チームから信頼されるようなスタッフになりたいと思います。捕手の先輩として、ブルペン捕手の方の存在があったからこそ、自信を持ってプレーできたこともありますし、たくさん悩みを聞いてもらいました。 用具補佐も兼任になりますが、選手の要望を先読みして動いていきたいです。 野球は楽しんでやってこそだと思うので、厳しい練習も選手が 乗り越えられるようサポートしていきたいと思います。
