【ワールドシリーズ第3戦】
● ダイヤモンドバックス 1 － 3 レンジャーズ ○
＜現地時間10月30日　チェイス・フィールド＞

　第3戦はレンジャーズが勝利。本拠地で22年ぶりのワールドシリーズ開催となったダイヤモンドバックスは、接戦を落とし1勝2敗と再びリードを奪われた。

　ダイヤモンドバックス打線は2回、無死二塁で5番・ファムが右前打を放つも、先制の生還を狙った二走・ウォーカーが本塁タッチアウト。序盤の拙攻が響き試合の主導権をつかみ損ねた。

　6回は2番・マルテが二塁手のグラブを強襲する安打を放ち、自らが持つポストシーズン新記録を更新する19試合連続安打をマーク。本拠地は大いに盛り上がったが、ここは得点にはつながらなかった。

　3点追う8回に9番・ペルドモの左前適時打でようやく1点を返すも、なおも一死一塁でマルテが放ったヒット性のゴロは、遊撃・シーガーの好守に阻まれ6－4－3の併殺。レンジャーズ野手陣の再三の好守にしてやられた。

　先発の新人右腕・ファートは、3回に2番・シーガーに右越え2ランを浴びるなど3失点。6回途中4安打3失点と粘ったが、打線の援護なくポストシーズン初黒星を喫した。