【ワールドシリーズ第4戦】
● ダイヤモンドバックス 7 － 11 レンジャーズ ○
＜現地時間10月31日　チェイス・フィールド＞

　ワールドシリーズ第4戦を制したレンジャーズは2連勝。今シリーズの対戦成績を3勝1敗とし球団初のワールドシリーズ制覇へ王手をかけた。対するダイヤモンドバックスは投手陣が振るわず11失点。1勝3敗と崖っぷちに立たされた。

　この試合、ダイヤモンドバックスはブルペンデーを採用。しかし、3投手をつぎ込んだ2回に一挙5点を失い序盤から劣勢となった。続く3回も二死から失点を重ね2イニング連続の5失点。3回終了時点で0－10と大量ビハインドを背負った。

　打線は1－11で迎えた8回、6番・グリエルの左越え3ランなどで一挙4得点。6点を追う9回も相手守護神・ルクラークを引っ張り出すなど2点を返したが、序盤の大量失点が重く本拠地で痛恨の2連敗となった。

「1番・二塁」でスタメン出場したマルテは、この日も5打数2安打と快音を重ね、自身が持つポストシーズンの連続試合安打記録を「20」に更新。しかし、この日は投手陣が11被安打11失点と打ち込まれ、もう1敗もできない瀬戸際に追い込まれた。