4年連続で規定回未到達、WBCも出場できず
ドジャースからFAになったクレイトン・カーショー投手(35)が3日(日本時間4日)、左肩の手術を受けたことを自身のインスタグラムで公表した。
カーショウが左肩の手術を受けるのはキャリアで初めて。「今朝、手術を受けました。来年の夏には復帰したいと思っています」とインスタグラムにつづった。
レジェンド左腕はドジャース一筋16年で通算210勝、防御率2.48をマークし、リーグMVP1回、サイ・ヤング賞は3度受賞。ただ、近年は背中痛などのケガで離脱するシーズンが続き、コロナ禍の短縮シーズンとなった2020年以降、4シーズン連続で規定投球回には届いていない。
今年は3月に開催されたWBCに米国代表として参加する意欲を示していたが、保険の問題で折り合いがつかず出場を断念。今季のレギュラーシーズンでは夏場に左肩痛で一時離脱したが、13勝5敗、防御率2.46の好成績を残した。ポストシーズンではダイヤモンドバックスとの地区シリーズ初戦に先発したが、1回途中6失点でノックアウト。ドジャースは地区シリーズで3連敗を喫し早すぎる終戦となった。
カーショーは昨季終了後に1年2000万ドル(約30億円)でドジャースと契約延長。今オフ、再びFAとなった。左肩手術を受けたことで来季の前半は休業。レジェンド左腕の手術がFA戦線にどんな影響を与えるのか注目される。