ノンテンダーFAでカブスへ、復活しカムバック賞受賞
カブスは3日(日本時間4日)、コディ・ベリンジャー内野手(28)が来季の相互オプション契約を破棄し、フリーエージェント(FA)になったと発表した。
ベリンジャーは2017年にドジャースでメジャーデビュー。同年にいきなり打率.267、39本塁打、97打点、OPS.933と大活躍し、ナ・リーグ新人王に選ばれた。2018年も25本塁打、OPS.813をマークするなど左の長距離砲として活躍。2019年は打率.305、47本塁打、115打点、OPS 1.035を記録し、ナ・リーグMVPに輝いた。
しかし、故障もあった2021年は95試合の出場にとどまり、打率.165、10本塁打、36打点、OPS.542と大不振。翌2022年も144試合の出場で打率.219、19本塁打、68打点、OPS.654と低迷した。
同オフにドジャースからノンテンダーFAとなり、1年1750万ドル(約26億円)+2024年は選手側と球団側の双方が行使権を持つ相互オプション付きでカブスに加入。新天地では一塁と中堅を兼務しながら打率.307、26本塁打、97打点、OPS.881を記録し、最終盤までポストシーズン進出争いを展開したカブス打線を牽引した。
2日(同3日)には選手間投票で決まるナ・リーグのカムバック賞を受賞。新天地で復活を印象づけたスラッガーは、FA市場に出てより好条件の契約を目指す。