メッツの千賀滉大が新人王を逃し、日本人メジャーリーガーでは1995年の野茂英雄、00年の佐々木主浩、01年のイチロー、18年の大谷翔平以来となる新人王とはならなかった。

　ナショナル・リーグの新人王の最終候補に入った千賀は、1年目の今季は29試合・166回1/3を投げ、12勝7敗、202奪三振、防御率2.98の成績を残し、防御率はスネルの2.25に次ぐリーグ２位だったが、新人王はコービン・キャロル（ダイヤモンドバックス）が選出された。2000年8月21日生まれのキャロルは今季、155試合に出場して、打率.285、25本塁打、76打点、54盗塁の成績を残した。

　なお、アメリカン・リーグの新人王はガーナー・ヘンダーソン（オリオールズ）だった。