54本塁打&139打点のオルソンが最終候補漏れ
ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手(25)が16日(日本時間17日)、今季のナショナル・リーグの最優秀選手(MVP)に満票で選出された。アメリカン・リーグはエンゼルスからFAとなった大谷翔平選手(29)が史上初となる2度目の満票選出。両リーグとも満票受賞になるのは史上初となった。
アクーニャJr.は今季、打率.337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS 1.012と驚異的な成績をマーク。メジャー史上初となる40本塁打&70盗塁を達成し、パワーとスピードを兼ね備えたスーパースターの地位を確立した。
ナ・リーグのMVP争いは激戦で、アクーニャJr.に加え打率.307、39本塁打、107打点、OPS.987のベッツ(ドジャース)、打率.331、29本塁打、102打点、OPS.976のフリーマン(ドジャース)がファイナリスト入り。ともにメジャー全体トップの54本塁打&139打点を挙げ、いずれもブレーブスの球団新記録を打ち立てたオルソンが最終候補から漏れるなどハイレベルな争いだった。
大谷はメジャー6年目で早くも2度目のMVP受賞。1度目の2021年に続き今年も満票でMVPに選出され、個人2度目の満票MVPはメジャー史上初の快挙となった。