ロッテの秋季練習が16日で終了し、いよいよシーズンオフに突入した。
ZOZOマリンスタジアムでの秋季練習に参加していた投手陣について、黒木知宏投手コーチは「基本的にはヒアリングしているのでね。個々のやらなければいけない課題であったり、来年に向けてということは個別でやりますけど、全体的な練習というのはフィジカル面と技術的なことも基本的にはトレーニングコーチが考えてくれて、技術的なことはノック打ってみたり、ピッチングをしたりすみ分けはしっかりしていましたよね」と振り返った。
投手陣を取材していても東妻勇輔は、秋季練習2日目の10月25日の取材で「コーチ、データ班の方とミーティングしながら自分の弱点だったり、必要なものを見つけていって、それに対するアプローチの練習を考えていきたい」と話し、秋季練習最終日1日前となった11月15日の取材では「目指すべきものはある程度固まったので、あとはどう取り組んでいくかだけ。それをいろんな観点から方法は一つじゃないと思うので、目的にたどり着く方法をいろんな人とか専門の人に聞きながらやっていこうと思いますね」と、方向性が決まり、スムーズにシーズンオフを迎えることができた。
今季10勝を挙げた種市篤暉は「知識として考えるのももちろん、“こうしていきたい”、“ああしていきたい”というのは考えていきたいと思います。あとはトレーニングメインでいきたいと思っています」と話せば、小島和哉も11月13日の取材で「しっかり鍛えるような細かい部分も鍛えることができていると思います。このままシーズンオフの練習にスッと入っていけるかなと思います」と話している。
中村稔弥も秋季練習中は「トラックマンとか使って、真っ直ぐも強いボールを高めに投げる意識と、あとは真っ直ぐだけでなく変化球の精度もより上げられるように試してやっています」と話し、シーズンオフも秋季練習で取り組んできたことを継続し、プラス「体の柔軟性が大事ですし、ランニングとかもしっかり落とさないように、投げる体力もつけていけるようにやっていきたい」と、体力強化を図っていく考えだ。
取材をしていて感じたのは、ここに名前の挙がった選手たちだけでなく、しっかりと自主トレに入っていけるように選手たちが自覚を持って秋季練習に取り組んでいたこと。
黒木コーチは「ヒアリングした時に自分の答えを持っている。答えを持っていることに対して行動、アクションを起こしていることが見えたので、思っているよりも意外と考えているんだというのはありましたね」と評価。
その一方で、「行動を起こすことがすごく難しいので、今日(11月16日)で1年間の全体の練習が締めくくりなので、ここから先ですよね。自分が課題を克服するためにしっかりと取り組んでいくのか、あ〜い〜やと怠けちゃって結局蓋を開けてみたら慌てちゃって、2月1日にどうしようもないと起こることもあるので、すごく大事な時期。そうならないように常々選手たちにはそういう声掛けしたり、課題はこうだよねというのはこの秋やってきましたよね」と明かした。
2024年2月1日から本格的な競争が始まる。「人は弱いところがあるので、弱さも認めてもいいんですよ。やる時はやる、メリハリをつけてくれればいい。元気な姿で2月1日に会いたいなと思いますね」と黒木コーチ。一軍の枠を勝ち抜くためにも、黒木コーチが話したようにこのシーズンオフの期間にどれだけ意識を高く持って取り組んでいけるかが重要になってくる。
取材・文=岩下雄太
ZOZOマリンスタジアムでの秋季練習に参加していた投手陣について、黒木知宏投手コーチは「基本的にはヒアリングしているのでね。個々のやらなければいけない課題であったり、来年に向けてということは個別でやりますけど、全体的な練習というのはフィジカル面と技術的なことも基本的にはトレーニングコーチが考えてくれて、技術的なことはノック打ってみたり、ピッチングをしたりすみ分けはしっかりしていましたよね」と振り返った。
投手陣を取材していても東妻勇輔は、秋季練習2日目の10月25日の取材で「コーチ、データ班の方とミーティングしながら自分の弱点だったり、必要なものを見つけていって、それに対するアプローチの練習を考えていきたい」と話し、秋季練習最終日1日前となった11月15日の取材では「目指すべきものはある程度固まったので、あとはどう取り組んでいくかだけ。それをいろんな観点から方法は一つじゃないと思うので、目的にたどり着く方法をいろんな人とか専門の人に聞きながらやっていこうと思いますね」と、方向性が決まり、スムーズにシーズンオフを迎えることができた。
今季10勝を挙げた種市篤暉は「知識として考えるのももちろん、“こうしていきたい”、“ああしていきたい”というのは考えていきたいと思います。あとはトレーニングメインでいきたいと思っています」と話せば、小島和哉も11月13日の取材で「しっかり鍛えるような細かい部分も鍛えることができていると思います。このままシーズンオフの練習にスッと入っていけるかなと思います」と話している。
中村稔弥も秋季練習中は「トラックマンとか使って、真っ直ぐも強いボールを高めに投げる意識と、あとは真っ直ぐだけでなく変化球の精度もより上げられるように試してやっています」と話し、シーズンオフも秋季練習で取り組んできたことを継続し、プラス「体の柔軟性が大事ですし、ランニングとかもしっかり落とさないように、投げる体力もつけていけるようにやっていきたい」と、体力強化を図っていく考えだ。
取材をしていて感じたのは、ここに名前の挙がった選手たちだけでなく、しっかりと自主トレに入っていけるように選手たちが自覚を持って秋季練習に取り組んでいたこと。
黒木コーチは「ヒアリングした時に自分の答えを持っている。答えを持っていることに対して行動、アクションを起こしていることが見えたので、思っているよりも意外と考えているんだというのはありましたね」と評価。
その一方で、「行動を起こすことがすごく難しいので、今日(11月16日)で1年間の全体の練習が締めくくりなので、ここから先ですよね。自分が課題を克服するためにしっかりと取り組んでいくのか、あ〜い〜やと怠けちゃって結局蓋を開けてみたら慌てちゃって、2月1日にどうしようもないと起こることもあるので、すごく大事な時期。そうならないように常々選手たちにはそういう声掛けしたり、課題はこうだよねというのはこの秋やってきましたよね」と明かした。
2024年2月1日から本格的な競争が始まる。「人は弱いところがあるので、弱さも認めてもいいんですよ。やる時はやる、メリハリをつけてくれればいい。元気な姿で2月1日に会いたいなと思いますね」と黒木コーチ。一軍の枠を勝ち抜くためにも、黒木コーチが話したようにこのシーズンオフの期間にどれだけ意識を高く持って取り組んでいけるかが重要になってくる。
取材・文=岩下雄太