3球団競合のスター候補生
DeNAから映えあるドラフト1位指名された度会隆輝が22日、進藤達哉スカウト部長、八馬幹典アマスカウトグループリーダー、横山道哉スカウトが同席の中、横浜市内のホテルで仮契約を交わした。
契約後取材に応じた度会は「先程契約させていただいて自覚と責任がより一層強くなったなと思います」と初々しく第一声。もうすぐファンの前でのお披露目となるが「ベイスターズファンの方々は本当に温かくて、すごい優しいファンが多い」と好印象を持っていると明かし「ファンの方々を笑顔にできるように僕は全力でやるだけ。来年から全力プレーで頑張りたいなと思います」と意気込んだ。
ヤクルトでプレーした父の度会博文さんからは「1年目から死にものぐるいで頑張れ、休んでいる暇はないぞと言う言葉を頂いて、より一層気合も入りました」とコメント。今後は「チームで練習させていただけるので、ウエイトをはじめランニングなどで、1月の新人合同自主トレでベストパフォーマンスできるように準備したい」と目を輝かせ、「ワクワクですかね。プロの野球選手の一員としてやれることに感謝をして、来年からベストなプレーができるようにやりたいなと思います」と先をも見据えていた。
目標としては「明確な数字というよりは、一年目の開幕戦からベイスターズを勝利に導けるような活躍をしたいと思います。全力プレーで一試合でもチームを勝たせて、優勝に導けるような活躍をしたいと思います」とルーキーイヤーからチームの力になると明言。
野球での最終目標は「大口になっちゃいますが、目標は高く持ちたいので史上初の4割打てるようなバッター、尚且つホームランもコンスタントに打てるようなバッターになれたらなと思います」と大きな夢を掲げた。
プレー以外では「ファンの方々や見ていただいている方々にに愛されるような、度会のプレーを見ていると自然と笑顔になれる幸せになれる、勇気をもらえるというようになれるように、人々を幸せにさせられるようなプレーヤーになりたいなと思います」とキラキラした目を輝せた度会隆輝。高校時代から親しんだ横浜の地で、スターへの階段を駆け上がる。
取材・文=萩原孝弘