DeNAの山﨑康晃が契約更改に臨み「変わった部分はなかったですね」と現状維持でサインした。
6年契約の2年目の今季は「開幕は守護神を務めさせていただいたんですが、前半戦でクローザーを降りる形になって。その後もクローザー復帰を目指して頑張ったんですけど、7回8回を投げることが多くなってですね、僕自身は非常に悔しい思いでした」と49試合登板で3勝7敗20セーブで防御率4.37の成績に終わったシーズンを振り返った。
結果が残せなかったことには「いろんな要因があったと思うんですけど、打者に対しての向き合い方や細かい部分と、所作に関して昨年以上のものは少なかったかなと。追い込んでからのボールに関しては、数値で見る部分で非常に悔しさが残るシーズンになった」と分析済み。そのうえで「スライダー、カーブ、カットボールは磨き直して、ピッチングの軸であるストレートとツーシームに絞らせないようなボールをもっと勉強していきたいなと思います」と具体的な改善点も口にした。
また「新球に関してはあまり考えていないですけれども」と前置きしながらも、オールスターや3日に行われたドリームマッチで見せたナックルに「投げてみて思ったのは、来るのがわかっていてもズレるんだなというのは新たな発見。どうにかして活かしていきたいなと思います。ナックルカーブやパワーカーブなど投げているピッチャーいっぱいいるので、Youtubeや交流するピッチャーにも聞いてみたいです」と意欲を見せた。
来季へは「クローザーというところに関しても挑戦者のつもりで、もう一度チームの競争に勝ち抜いてポジションをつかみ取りに行きたいなと思います」と抑えの座にターゲットを絞るとキッパリ。そのために「もう始めているんですけれども」と例年よりも1ヶ月早くトレーニングをスタートさせ、「登板数も重ねてきていますし、ケアにも時間をかけていかないといけない。尻に火がつくような思いで、いまから闘争心剥き出しで、誰も近づけせないような気持ちで戦っていきたいと思います」と告白。「もう一度違った自分を見せる自信があるので、そこを指揮官であったりコーチの方々に見ていただいて、まずはキャンプの時点で『ヤスアキ変わったな』と言ってもらえるような姿で、皆様の前に出たいなと思っています」と決意表明した。
最終的には「競争に勝ち抜くことが個人としての目標。たくさんの選手が抑えを狙うとか奪いに行くというのを紙面を通して知っていますが、僕も黙っていられないと強く思っています。また横浜スタジアムの最終回、皆様が期待しているヤスアキジャンプを見せられるように競争に勝っていきたいなと思います」と目をギラつかせた山﨑康晃。森原康平、伊勢大夢、三嶋一輝らのライバルとのクローザー争いを制し、再び輝く9回のマウンドを奪いに行く。
取材・文=萩原孝弘
6年契約の2年目の今季は「開幕は守護神を務めさせていただいたんですが、前半戦でクローザーを降りる形になって。その後もクローザー復帰を目指して頑張ったんですけど、7回8回を投げることが多くなってですね、僕自身は非常に悔しい思いでした」と49試合登板で3勝7敗20セーブで防御率4.37の成績に終わったシーズンを振り返った。
結果が残せなかったことには「いろんな要因があったと思うんですけど、打者に対しての向き合い方や細かい部分と、所作に関して昨年以上のものは少なかったかなと。追い込んでからのボールに関しては、数値で見る部分で非常に悔しさが残るシーズンになった」と分析済み。そのうえで「スライダー、カーブ、カットボールは磨き直して、ピッチングの軸であるストレートとツーシームに絞らせないようなボールをもっと勉強していきたいなと思います」と具体的な改善点も口にした。
また「新球に関してはあまり考えていないですけれども」と前置きしながらも、オールスターや3日に行われたドリームマッチで見せたナックルに「投げてみて思ったのは、来るのがわかっていてもズレるんだなというのは新たな発見。どうにかして活かしていきたいなと思います。ナックルカーブやパワーカーブなど投げているピッチャーいっぱいいるので、Youtubeや交流するピッチャーにも聞いてみたいです」と意欲を見せた。
来季へは「クローザーというところに関しても挑戦者のつもりで、もう一度チームの競争に勝ち抜いてポジションをつかみ取りに行きたいなと思います」と抑えの座にターゲットを絞るとキッパリ。そのために「もう始めているんですけれども」と例年よりも1ヶ月早くトレーニングをスタートさせ、「登板数も重ねてきていますし、ケアにも時間をかけていかないといけない。尻に火がつくような思いで、いまから闘争心剥き出しで、誰も近づけせないような気持ちで戦っていきたいと思います」と告白。「もう一度違った自分を見せる自信があるので、そこを指揮官であったりコーチの方々に見ていただいて、まずはキャンプの時点で『ヤスアキ変わったな』と言ってもらえるような姿で、皆様の前に出たいなと思っています」と決意表明した。
最終的には「競争に勝ち抜くことが個人としての目標。たくさんの選手が抑えを狙うとか奪いに行くというのを紙面を通して知っていますが、僕も黙っていられないと強く思っています。また横浜スタジアムの最終回、皆様が期待しているヤスアキジャンプを見せられるように競争に勝っていきたいなと思います」と目をギラつかせた山﨑康晃。森原康平、伊勢大夢、三嶋一輝らのライバルとのクローザー争いを制し、再び輝く9回のマウンドを奪いに行く。
取材・文=萩原孝弘