「大したもんだよね」と大矢氏も感心
今シーズン飛躍を遂げたDeNAの東克樹と山本祐大が、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演。セ・リーグより「2023プロ野球最優秀バッテリー賞」に選ばれた2人に、元横浜OBの解説陣が熱視線を送った。
まず東が「バッテリーで取れる賞はこの賞だけなので、心から嬉しかったです」とすると、山本も「東さんはタイトル2つと、ベストナインとゴールデングラブ賞ももらっていましたけれど、僕が取れるタイトルは今年これしかなかった。取りたいなと思って取れたのでより嬉しかったです」とともに笑顔で喜びを表現した。
これに解説者の大矢明彦氏は「キャッチャーとすれば充実感がある。自分がリードして勝ってくれて。それを言ってくれるというのはキャッチャーとしては少ないんだけれども、ファンのみんなの前で言ってくれるというのはとても嬉しいと思う。僕らの頃はピッチャーがキャッチャーを褒めることはなかった」と東のヒーローインタビューでの決めゼリフ『祐大のおかげです』に元捕手の立場で言及。シーズン中も食事に行くというほど仲の良い2人に、もう一人の解説者の野村弘樹氏は「いい関係性ですよね」と目を細めていた。
また東が「サイン決まらなくて首振ってテンポが悪くなるのであれば、勝手にカットボールのサインでスライダー投げたりとか」と感性で同系のボールに変更したことも多々あったと告白。すると山本も「無理やりサインに頷いた感があるときは、違う球種投げるな」と感づいていたと明かすと「大したもんだよね」と大矢氏も感心していた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』