「すごく充実した1年になったと思う」
キャッチャーとして東克樹とのコンビで最優秀バッテリー賞に輝き、昨年の17試合出場、打率.103から、今季71試合に出場で、打率.277、ホームラン3と打撃でも成長を見せたDeNAの山本祐大が、東とともに12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に生出演。OBでもある解説者の大矢明彦氏が同じキャッチャーとして山本に熱視線を送った。
まず大矢氏は「東と一緒に試合に出て、自分でキャッチャーというのはこういうものだと、どんどん試合に出て覚えてきたと思うんだよね。それがすごく充実した1年になったと思う」と経験が成長に繋がったと解説。
またシーズン当初は東との専属捕手としての起用に「後半はすごいプレッシャーでした。当てられるピッチャーのエース級が増えてきたので、チームとして落とせないと思っているんだなと思ったらしんどかったです」と振り返る山本に対し「キャッチャーとしては、そのプレッシャーが成長させるポイントなのよ」とキッパリ。続けて「それをどう自分の中で消化していくかということで来年が全く変わるから。東投手が16勝ってほぼ負けなくて、いろんなプレッシャーあったと思う。今年はいい1年だったと思って来年に活かして欲しい」とエールを送った。「来年はスタメンで100試合」の目標を掲げた山本祐大のさらなる飛躍に、OB監督も大きな期待を寄せていた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』