投手陣強化へ、先発投手と守護神の獲得に興味
米メディア『スポーツ・イラストレイテッド』は現地時間11日、ポスティングでメジャー移籍を目指す山本由伸投手(25)とパドレスからFAとなっているジョシュ・ヘイダー投手(29)の獲得へドジャースが興味を示していることを報じた。
同記事は大谷の契約の97%にあたる6億8000万ドルが契約終了後の2034年から支払われる“後払い”になることを報じており、これによりドジャースは大谷が在籍する2024年から2033年のシーズンで更なる補強費を捻出することが可能となる。
その補強候補として同記事は山本とヘイダーの名を挙げている。山本は今季3度目となる沢村賞を獲得し、来季の先発候補としてMLB複数球団が獲得に興味を示している。またヘイダーはナ・リーグの年間最優秀救援投手賞にあたる『トレバー・ホフマン賞』を3度受賞したMLBを代表するリリーフ投手。今季はパドレスで66試合に登板し33セーブを挙げ、来季の守護神候補として関心を集めている。
ドジャースは今季の投球回数チーム1位のクレイトン・カーショーがFAとなり、同3位のフリオ・ウリアスがDV容疑で9月に逮捕。なお大谷はトミー・ジョン手術の影響により来季の投手全休が見込まれているため、先発陣の補強が急務とされている。