ナ・リーグは40発&70盗塁のアクーニャ
MLB機構は16日(日本時間17日)、両リーグで傑出した打者を選ぶ「ハンク・アーロン賞」の受賞者を発表。ア・リーグは今季エンゼルスで44本塁打を放ち本塁打王に輝いた大谷翔平選手(29)が選ばれた。
大谷は44本塁打で日本選手初の本塁打王を獲得。出塁率.412、長打率.654もリーグ1位を記録し、出塁率と長打率を加算し強打者の指標として知られるOPSは両リーグで最も高い1.066を記録した。
最終候補にはレンジャーズのコーリー・シーガー内野手、ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手ら9選手が入っていたが、3年連続で最終候補入りしていた大谷が初受賞。日本選手としても初の栄冠となった。
ナ・リーグは、史上初の「40本塁打&70盗塁」を達成したブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手が初受賞。今季のリーグMVPにも選出された二人が、順当に“最強打者”の称号を手中に収めた。