2023年、ア・リーグ最多の44本塁打を放ったエンゼルスの大谷翔平

◆ ネット上では「王貞治賞」誕生を推す声が多数

 MLB機構は16日(日本時間17日)、両リーグで傑出した打者を選ぶ「ハンク・アーロン賞」の受賞者を発表。ア・リーグは今季エンゼルスで44本塁打を放ち本塁打王に輝いた大谷翔平選手(29)が選ばれた。

 同賞は通算755本塁打を誇るハンク・アーロン氏の功績を称え1999年に創設。選出方法は年々変化し、今年はファン投票とデレク・ジーター氏やデビッド・オルティス氏ら殿堂入りした元選手の投票も加味し、ア・リーグは日本人初の本塁打王に輝き両リーグ最高のOPS1.066を記録した大谷、ナ・リーグは史上初の「40本塁打&70盗塁」を達成したブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手が選出された。

 大谷の初めての同賞受賞にファンは「満票MVPに続き順当な選出」「朝から最高の気分」と歓喜。一方で、「プロ野球にもハンク・アーロン賞みたいな賞があればいいのに」など、NPB版の“最強打者賞”の創設を望む声が多く見られた。

 MLBのサイ・ヤング賞に相当する賞として、NPBには沢村賞が存在する。「最高の投手を選ぶ沢村賞があるなら最強打者を選ぶ賞があってもいいのでは?」との意見もあり、その中で通算868本塁打を放ち国民栄誉賞第1号となった王貞治氏(現ソフトバンク球団会長)の名を冠した「王貞治賞」の誕生を推す声は多い。

 今季の成績を加味すれば、両リーグ最多の41本塁打を放ち、セリーグ1位のOPS.958を記録した巨人の岡本和真内野手や、パ・リーグの本塁打王&打点王&最高出塁賞に輝いたソフトバンクの近藤健介外野手らが“最強打者”に相応しい成績を残した。

 大谷の初受賞で改めて注目されたMLBの「ハンク・アーロン賞」。これを機に、NPB版の「最強打者賞」が誕生することを期待したい。

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ベースボールキング編集部

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