勝負弱さを嘆く
21日に放送されたCSフジテレビONE『プロ野球ニュース2023』では「年末大反省会SP」と題して、解説陣が今季のプロ野球を語る企画を実施。74勝66敗3分の3位でレギュラーシーズンを終えたDeNAの戦いぶりを振り返った。
今季のDeNAは序盤の4月に球団史上初の貯金10を達成。交流戦初優勝も飾り勢いに乗ったかと思われたが、その後は好不調を繰り返し、2年連続のAクラス入りも頂点は遠く3位でシーズンを終えた。
球団OBの谷繁元信氏は「交流戦で初優勝してそのままの勢いで行ってくれるかなと思ったんですけど、その勢いが続かなかった」と2023年のDeNAを振り返り、「ここ勝てば首位争いに残れるところで負けて、ここ勝てば2位もあるというところでも負けた。東が一人孤軍奮闘で頑張ってましたけどシーズン最後の巨人戦で負けてしまって、これが今年のDeNAを象徴していたなという感じでしたね」とチームのここぞという試合での勝負弱さを嘆いた。
また来季の躍進へのポイントについては、「やっぱり3番目、4番目、5番目あたりの先発陣が誰になるのかがポイントになってくると思う。抑えもシーズン中に変わりましたし、来年誰が抑えをやるのかもまだ不安なところでもありますし、やっぱり投手陣が心配なところではありますね」と投手陣の再構成について言及した。
最後に野手陣について問われた谷繫氏は、「油の乗った牧を中心に、足を絡めた野球ができれば良いですよね。あとオースティンが再契約しましたけど、そろそろ働いてもらわないと困るので活躍に期待したいですね」とハマの4番と助っ人外国人の両大砲の名前を挙げ期待を込めた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』