NPBの“セーブ王リレー”実現へ!
パドレスは23日(日本時間24日)、楽天から海外FA権を行使しメジャー移籍を目指していた松井裕樹投手(28)と、5年契約で合意したと正式発表した。
松井は神奈川・桐光学園高から2013年のドラフト1位で楽天入り。2年目からクローザーを任され、NPBでの通算10年で236セーブ、防御率2.40をマークした。今季は59試合に登板し自己最多の39セーブを記録。2019年、2022年、2023年とセーブ王のタイトルを3度獲得した。
スポーツ専門局「ESPN」のパッサン記者によると、5年総額2800万ドル(約40億円)の契約で複数のオプトアウト(契約破棄条項)がついているという。
パドレスはナ・リーグ西地区に属し、温暖な気候でプレーしやすい環境。3月のWBCで共闘したダルビッシュとチームメイトになる。救援陣は今季チーム最多の33セーブを挙げたヘイダーがFAに。現時点で来季の抑えは元阪神のスアレスが務めるとみられており、松井はスアレスらとともに勝ち試合の終盤を任されることになりそうだ。