巨人は長年ショートのレギュラーを張ってきた坂本勇人がサードにコンバートとなり、昨季終盤から当時1年目だった門脇誠がショートでスタメン出場した。他球団を見ても、若い選手がショートを守るケースが増えてきている。その中で、“00年世代”のショートに今季は注目だ。
門脇は01年1月24日生まれの“00年世代”。プロ1年目の昨季、1度もファームに落ちることなくプレーし126試合に出場した。6月終了時点で.170だった打率も、7月に月間打率.283、8月月間打率.339、9・10月の打率が.307と右肩上がり。最終的には打率.263で終えた。守っても開幕からショート、セカンド、サードと様々なポジションを守ってきたが、9月5日のヤクルト戦以降は長年ショートを守ってきた坂本に代わってショートで出場した。背番号も『35』から『5』に変更となり、ショートのレギュラーとして活躍が期待される。
00年6月5日生まれの広島・小園海斗は、3年目と4年目に規定打席に到達し、3年目には打率.298をマーク。順調に成長曲線を描いていたが、昨季は開幕から打率.053と苦しみ、4月21日に一軍登録を抹消された。それでも、7月4日に再昇格を果たすと、9月13日のヤクルト戦から9月26日の中日戦にかけて10試合連続安打を放つなど、再昇格後は打率.303(271-82)、シーズンの打率も.286、6本塁打、31打点だった。3年目には規定打席に到達して3割近いアベレージを残しており、能力の高さは証明済み。6年目の今季、昨季再昇格後のような打撃を見せて、レギュラーを不動のモノにしたい。
00年11月7日生まれのロッテ・友杉篤輝は、プロ1年目の昨季、藤岡裕大と併用でスタメン出場。開幕から走っては1つ先の塁を奪う走塁を見せ、打っては送ったり、チームバッティングをしたり、守っても広い守備範囲でセンターへ抜けそうな打球を何度もアウトにするなど、走攻守で良い働きを見せた。前半戦は打率.282、7打点、7盗塁だったが、夏場以降は徐々に当たりが止まり、10月3日に一軍登録を抹消。7月終了時点で.292だった打率も、最終的には.254だった。CSは出場することなく、シーズンを終え最後は悔しい思いをした。今季からショートでレギュラーを争った藤岡裕大がセカンドへコンバート予定。友杉はレギュラー奪取に向け大きなチャンスだ。
阪神・小幡竜平も00年9月21日生まれだ。昨季はオープン戦で15試合に出場して打率.270の成績を残し、開幕スタメンを勝ち取ったが、その後は木浪聖也がレギュラーを掴んだため、小幡は47試合の出場にとどまった。それでも、与えられた機会でしっかりと結果を残すなど、打率.282、8打点、得点圏打率は.316をマークした。木浪からレギュラーを奪うことができるか注目だ。
セカンドとショートの両方を守れる中日・田中幹也も00年11月28日生まれで、小園、門脇らと同じ世代。田中は持ち前の足で春季キャンプ、オープン戦とアピールし、オープン戦では打率.333、2打点、1盗塁の活躍を見せていたが、開幕前に肩を脱臼し長期離脱。一軍に出場することなくシーズンを終えた。セカンド、ショートどちらのポジションでレギュラーを掴むか現時点ではわからないが、田中幹也も注目の選手の一人だ。
00年世代はショートの人材が豊富。切磋琢磨して、将来日本を代表する選手が生まれることを期待したい。
門脇は01年1月24日生まれの“00年世代”。プロ1年目の昨季、1度もファームに落ちることなくプレーし126試合に出場した。6月終了時点で.170だった打率も、7月に月間打率.283、8月月間打率.339、9・10月の打率が.307と右肩上がり。最終的には打率.263で終えた。守っても開幕からショート、セカンド、サードと様々なポジションを守ってきたが、9月5日のヤクルト戦以降は長年ショートを守ってきた坂本に代わってショートで出場した。背番号も『35』から『5』に変更となり、ショートのレギュラーとして活躍が期待される。
00年6月5日生まれの広島・小園海斗は、3年目と4年目に規定打席に到達し、3年目には打率.298をマーク。順調に成長曲線を描いていたが、昨季は開幕から打率.053と苦しみ、4月21日に一軍登録を抹消された。それでも、7月4日に再昇格を果たすと、9月13日のヤクルト戦から9月26日の中日戦にかけて10試合連続安打を放つなど、再昇格後は打率.303(271-82)、シーズンの打率も.286、6本塁打、31打点だった。3年目には規定打席に到達して3割近いアベレージを残しており、能力の高さは証明済み。6年目の今季、昨季再昇格後のような打撃を見せて、レギュラーを不動のモノにしたい。
00年11月7日生まれのロッテ・友杉篤輝は、プロ1年目の昨季、藤岡裕大と併用でスタメン出場。開幕から走っては1つ先の塁を奪う走塁を見せ、打っては送ったり、チームバッティングをしたり、守っても広い守備範囲でセンターへ抜けそうな打球を何度もアウトにするなど、走攻守で良い働きを見せた。前半戦は打率.282、7打点、7盗塁だったが、夏場以降は徐々に当たりが止まり、10月3日に一軍登録を抹消。7月終了時点で.292だった打率も、最終的には.254だった。CSは出場することなく、シーズンを終え最後は悔しい思いをした。今季からショートでレギュラーを争った藤岡裕大がセカンドへコンバート予定。友杉はレギュラー奪取に向け大きなチャンスだ。
阪神・小幡竜平も00年9月21日生まれだ。昨季はオープン戦で15試合に出場して打率.270の成績を残し、開幕スタメンを勝ち取ったが、その後は木浪聖也がレギュラーを掴んだため、小幡は47試合の出場にとどまった。それでも、与えられた機会でしっかりと結果を残すなど、打率.282、8打点、得点圏打率は.316をマークした。木浪からレギュラーを奪うことができるか注目だ。
セカンドとショートの両方を守れる中日・田中幹也も00年11月28日生まれで、小園、門脇らと同じ世代。田中は持ち前の足で春季キャンプ、オープン戦とアピールし、オープン戦では打率.333、2打点、1盗塁の活躍を見せていたが、開幕前に肩を脱臼し長期離脱。一軍に出場することなくシーズンを終えた。セカンド、ショートどちらのポジションでレギュラーを掴むか現時点ではわからないが、田中幹也も注目の選手の一人だ。
00年世代はショートの人材が豊富。切磋琢磨して、将来日本を代表する選手が生まれることを期待したい。